ビル・エヴァンス『 Sunday at the Village Vanguard』 | 世界の歌謡曲

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こんばんは 今夜はビル・エヴァンス『Sunday at the Village Vanguard』昨夜同様 リバーサイドの名盤
現代ピアノ・トリオのフォーマットを創ったのがバド・パウエル だとすると それ以降ののクリエイター
それが間違いなくビル・エヴァンスだと思います ピアノ~ベース~ドラムスのインタープレイ
そしてエヴァンスの楽歴で最高のの伴侶 恋人以上の天才ベーシスト スコット・ラファエロ
その3人による 59~61年の2年間 4枚きりのアルバムがリバーサイド・レーベルに
中でも61年 NYのクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」のライブ それが2枚のアルバムに
『ワルツ・フォー・デビー』とこの『サンディ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード』
日本では「マイ・フーリッシュ・ハート」で始まる『ワルツ・フォー・デビー』が人気だけれど
僕は静かだけど緊張感あふれる「グローリアズ・ステップ」で始まるこれも好き ジャケットも
 
10年位前に『ヴィレッジ・ヴァンガード コンプリート・ライブ』という3枚組セットが発売に
僕も買って聴いたけどなんかピンとこない 開演前のアナウンスがあったり 聴衆なざわめき
演奏開始後 アクシデントで停電があってプレイが中断したり それなりに臨場感あるけど
やはりこれは天才プロデューサー オリン・キュープニュースの魔法の選曲と編集
というわけで これは名演であることはもちろん 良い意味での『レコード芸術』
 
そしてこのライブの11日後、ラファロは1961年7月6日に25歳の若さで交通事故死してしまいます・・・ 

 

 

ビル・エヴァンス『 Sunday at the Village Vanguard』
Bill Evans Trio - Sunday at the Village Vanguard (1961) - [Best Jazz Pianist]
 

 

00:00  - Gloria's Step (take 2) (1961) (Scott LaFaro)
06:10  - My Man's Gone Now (1961) (George Gershwin)
12:30  - Solar (1961) (Miles Davis)
21:20  - Alice in Wonderland (take 2) (1961) (Sammy Fain)
30:00  - All of You (take 2) (1961) (Cole Porter)
38:10  - Jade Visions (take 2) (1961) (Scott LaFaro)

 

ビル・エヴァンス   - piano
スコット・ラファエロ - bass
ポール・モチアン   - drums