エリック・ドルフィー『アイアン マン』 | 世界の歌謡曲

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【再評価高まるドルフィーの傑作。W.ショウの初吹き込み】
36歳の生涯を駆け抜けた天才マルチ・リード奏者、エリック・ドルフィー。彼の作品はすべて、かけがえのない価値を持っていますが、なかでも再評価が高まっているのが1963年吹き込みの当アルバムです。プロデューサーはのちにジミ・ヘンドリックスとも交流するアラン・ダグラス。当時18歳のウディ・ショウはこれが初レコーディングであり、ボビー・ハッチャーソンとのコラボレーションは翌年の「アウト・トゥ・ランチ」へと継続されます。ドルフィーのプレイはどこをとっても圧倒的な霊感に溢れ、急逝が改めて惜しまれます。激しいプレイはもちろんのこと、チャーリー・パーカーに捧げた(5)における、しっとりした味わいもまた絶品です。 (jazzyellより)

 

エリック・ドルフィー 『アイアン マン』
Eric Dolphy - Iron Man (1963 album)

 

 

Side 1:
"Iron Man" -- 0:00
"Mandrake" -- 9:13
"Come Sunday" (Ellington) -- 14:05

Side 2:
"Burning Spear" -- 20:35
"Ode To Charlie Parker" (Byard) -- 32:35

 

Musicians:
Eric Dolphy -- bass clarinet, flute, alto saxophone
Richard Davis -- bass
Clifford Jordan -- soprano saxophone
Huey (Sonny) Simmons -- alto saxophone
(William) Prince Lasha -- flute
Woody Shaw Jr. -- trumpet
Robert (Bobby) Hutcherson -- vibraphone
J.C. Moses -- drums
Eddie Khan -- bass ("Iron Man")


エリック・ドルフィー(Eric Dolphy、1928年6月20日 - 1964年6月29日 )は、ジャズのマルチ・リード ・プレイヤーで、バスクラリネット、アルト・サックス、フルートを吹いたほか、普通のクラリネットやピッコロも吹いた。アメリカ合衆国ロサンゼルス生まれ。卓越した技巧と独特のアドリブフレーズで知られる。

それまでクラシックにおいて使用されるのが主だったバスクラリネットをジャズの独奏楽器として用いたことは、後のジャズ奏者に多大な影響を与えた。

彼の独特な音楽観から、時にフリー・ジャズに分類されることもあるが、基本的には音楽理論に則りアドリブを展開していくスタイルである。

(ウィキペディア)