『ブルネットの婦人』 バルバラ&ムスタキ | 世界の歌謡曲

世界の歌謡曲

その日の気分で 心に残る歌

 

極度のド近眼 眼つき悪いし 愛想悪いし 笑わないし

 

こんばんは 昨夜のバルバラの続きです 忘れる前に・・・

そうなんですバルバラという女性 そんなイメージ だから男性とのデユェットなんか想定してなくて

そしたら昨夜のビデオでムスタキとの共演 素敵なな歌だなぁと気になって

La Dame Brune 邦題 『褐色の髪の女性』 『ブルネットの婦人』ここでは後者のタイトルにしました
ジョルジュ・ムスタキGeorges MoustakiがバルバラBarbaraのために作り、二人で歌っています


この歌詞はフランスの古い童謡「月明かりでAu clair de la lune」を踏まえて作られていますが、この童謡は、月の光の中でペンと明かりを貸して欲しいという歌詞の裏に、男が女に部屋に入れて欲しいと求愛する意味が隠されています。女好きで知られるムスタキがこの曲によって褐色の髪の女性すなわちバルバラに求愛したということではないにせよ、敬愛の念はたいへんに込められているようです。
(朝倉ノニー)

 

『ブルネットの婦人』 バルバラ&ジョルジュ・ムスタキ

La Dame Brune -Barbara et Georges Moustaki- (avec sous-titres)

 

 

pour une longue dame brune

j'ai invente

une chanson au clair de la lune

quelques couplets

si jamais elle l'entend, un jour

elle saura

que c'est une chanson d'amour

pour elle et moi

 

すらりとしたブルネットの婦人のために

僕は作った

ひとつの歌を 月明かりのもとで

何節か

いつか彼女がこれを聴いたら

分かることだろう

この愛の歌は

彼女と僕のためのものだと

 

je suis la longue dame brune

que tu attends

je suis la longue dame brune

et je t'entends

chante encore au clair de la lune

je viens vers toi

ta guitare, orgue de fortune

guide mes pas

 

私がそのすらりとしたブルネットの婦人よ

あなたが待っている

私がそのすらりとしたブルネットの婦人よ
 あなたの歌を聴いている

月明かりの中で歌っていて

あなたのところへ行くわ

オルガンの代わりのあなたのギターが

私を導いてくれる

 

pierrot m'avait prete sa plume

ce matin-la

a ma guitare de fortune

j'ai pris le la

je me suis pris pour un poete

en ecrivant

les mots qui passaient par ma tete

comme le vent

 

ピエロが僕にペンを貸してくれたんだ

この朝に

僕はこのギターに

「ラ」の音を合わせた

詩人になったつもりで

風のように頭の中を通り過ぎる

その言葉を書きとめながら

 

pierrot t'avait prete sa plume

cette nuit-la

a ta guitare de fortune

tu pris le la

et je t'ai pris pour un poete

en ecoutant

les mots qui passaient par ta tete

comme le vent

 

ピエロがあなたにペンを貸したのね

その夜に

あなたはそのギターに

「ラ」の音を合わせた

私はあなたのことを「詩人」だと思ったわ

風のように頭の中を通り過ぎる

その言葉を聴きながら

 

j'ai habille la dame brune

dans mes pensees

d'un morceau de voile de brume

et de rosee

j'ai fait son lit contre ma peau

pour qu'elle soit bien

bien a l'abri et bien au chaud

entre mes mains

 

僕はブルネットの婦人に服を着せた

空想の世界で

霧と露で出来た

1枚のヴェールを

僕はすぐそばに彼女のベッドを作った

彼女が心地よいように

安心でとても温かい

僕の手の中に

 

habillee d'un voile de brume

et de rosee

je suis la longue dame brune

de ta pensee

chante encore au clair de la lune

je viens vers toi

a travers les monts et les dunes

j'entends ta voix

 

霧と露のヴェールをまとった

私がそのすらりとしたブルネットの婦人よ

あなたの空想の世界の

月明かりの中で歌っていて

あなたのところへ行くわ

山を越え砂丘を越え

あなたの声が聴こえて来るわ

 

pour une longue dame brune

j'ai invente

une chanson au claire de la lune

quelques couplets

je sais qu'elle l'entendra un jour

qui sait, demain

pour que cette chanson d'amour

finisse bien

 

すらりとしたブルネットの婦人のために

僕は作った

ひとつの歌を 月明かりのもとで

何節か

彼女はいつかこれを聴いてくれるだろう

明日かも知れない

この愛の歌が

めでたく終わるために

 

bonjour, je suis la dame brune

j'ai tant marche

bonjour, je suis la dame brune

je t'ai trouve

fais-moi place au creux de ton lit

je serai bien

bien au chaud et bien a l'abri

contre tes reins

 

mmm....

la...

 

こんにちは 私がそのブルネットの婦人よ

たくさん歩いてきたわ

こんにちは 私がそのブルネットの婦人よ

あなたを見つけたわ

あなたのベッドに私の場所を作って

私は心地よくなるわ

とても温かくて安心な

あなたのそばで

 

mmm...

ララ...

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12382504429.html

 

ジョルジュ・ムスタキ(Georges Moustaki、1934年5月3日 - 2013年5月23日)は、フランスのシンガーソングライター。エジプト・アレクサンドリア出身のギリシャ系セファルディムユダヤ人。本名、Yussef Mustacchi。

ケルキラ島出身のギリシャ系ユダヤ人の両親がエジプトに亡命中に生まれた。フランス系の学校に通っていたが、民族など様々なトラブルがあり、自らを「Mediterraneen-地中海人」と見做すようになる(ヨーロッパ各国、アフリカ、アラブの文化が混在した無国籍ないし多国籍の意)。17歳の時にエジプトからフランス・パリに出る。

パリは実存主義者の終わりの時代で、ムスタキはパリの左岸を生活の場とし、時々、友人のために曲を書いたり、カフェやキャバレーで歌ったり、エジプト新聞の特派員、本屋のセールスマンなどをしていた。

1957年にアンリ・クローラを通してエディット・ピアフに紹介され、約一年間の恋人生活を送り、ピアフのためにたくさんの曲を書いた。中でも作詞した『Milord』(「ミロール」)は、ヒットナンバーとなり、ムスタキの名が広まる。その後、イヴ・モンタン、ダリダ、アンリ・サルバドールらが曲を依頼する。また、映画やTVの音楽も担当している。

ムスタキは、フランスの伝統を受け継ぐシンガーソングライターの第一人者で、イタリア、ベルギー、スイス、アメリカなどでも人気がある。また、伝統的なシャンソンだけではなく、サンバ、ボサノバ、フォルクローレなどの要素を巧みに取り入れた曲風も少なくない。とりわけブラジル音楽について、「1972年のブラジル訪問は自分の音楽観を一変させた」と語っている。その歌い上げるテーマは、愛、旅、孤独から自由、闘い、革命まで幅広い。ギリシャ語・アラビア語・フランス語を話し、旅行・絵画・オートバイが趣味である。

2013年5月23日、ニースで死去した。79歳没。

(ウィキペディア)