すみませんちょっと脱線します 札幌は50年ぶりの寒波 明日は最高気温がマイナス2桁!?
もう笑うしかないけど・・・別に八つ当たりするわけじゃないけど また国会答弁の体たらく
こんな時 どうしても思い出すのが この映画のこのシーン 『軒下の仁義』の一節
高倉健演じる花田秀次郎 池辺良演じる風間重吉 『昭和残侠伝』最終章「破れ傘」
その中の あまりにも有名なこの 『軒下の仁義』
この3分弱の仁義の中に 男の狭義と言うか格調と言うか 様式美と言ってもいい
凛としたぶれない姿勢 きっぱりとした物の言い方 強い目力
いいですか先生方 逃げるな ごまかすな はっきり話せ ヘラヘラするなよそ見するな 以上
軒下の仁義 池部良
映画『昭和残侠伝』における、風間重吉の「軒下の仁義」。
風間: 御当家、軒下の仁義。失礼ですが、お控えくだすって。
江藤:ありがとうござんす。軒下の仁義は失礼さんにござんすが、
手前、控えさしていただきやす。
風間:早速ながら、御当家三尺三寸借り受けまして、稼業、仁義を発します。
江藤:手前、当家の若いモンでござんす。どうぞお控えなすってください。
風間:手前、旅中のモンでござんす。ぜひともお兄ぃさんからお控えくだすって。
江藤:ありがとうござんす。再三のお言葉、逆意とは心得ますが、
手前、これにて控えさしていただきやす。
風間:早速お控えくだすって、ありがとうござんす。
手前、粗忽者ゆえ、仁義前後間違いましたる節は、まっぴらご容赦願います。
向かいましたるお兄ぃさんには、初のお目見えと心得ます。
手前、生国は大日本帝国、日光・筑波・東北・関東は吹き下ろし、
野州は宇都宮でござんす。
稼業、縁持ちまして、身の片親と発しますは、
野州・宇都宮に住まいを構えます、十文字一家、三代目を継承いたします、
坂本牛太郎に従います若い者でござんす。
性は風間、名は重吉。稼業、昨今の駆け出し者でござんす。
以後、万事万端よろしくお願いなんして、ざっくばらんにお頼申します。
江藤:ありがとうござんす。ご丁寧なるお言葉、申し遅れまして失礼さんにござんす。
手前、当神津組四代目・川田源之助に従います若い者。
性は江藤、名は昌吉。稼業、未熟の駆け出し者。
以後、万事万端、よろしくお頼申します。
風間:ありがとうございました。どうかお手をお上げなすって。
江藤:あんさんから、お手をお上げなすって。
風間:それでは困ります。
江藤:では、御一緒にお手をお上げなすって。
二人:(同時に)ありがとうござんした。