アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ 『モーニン』
Art Blakey And The Jazz Messangers Blue Note 4003 (Full Album)
0:00 - Warm-Up And Dialogue Between Lee
0:34 - Moanin'
10:09 - Are You Real
15:00 - Along Came Betty
21:12 - The Drum Thunder Suite
28:45 - Blues March
35:02 - Come Rain Or Come Shine
40:51 - Moanin' [Alternate Take]
演奏メンバー
アート・ブレイキー - ドラム
ベニー・ゴルソン - テナー・サックス
リー・モーガン - トランペット
ボビー・ティモンズ - ピアノ
ジミー・メリット - ベース
『モーニン』(英語: Moanin )は、ジャズ・ドラマーのアート・ブレイキーが1958年に発表したアルバム、およびその1曲目に収録されているボビー・ティモンズが作曲した楽曲。同アルバムはブルーノートのアルバムの中でも人気の高い「4000番台シリーズ」の一つで、レコード番号は4003である。
解説
ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズはメンバー・チェンジが多かったが、本作で鍵となったのは、新加入したサックス奏者のベニー・ゴルソン。メンバーの人選を行ったり、大半の楽曲を作るという、音楽監督の役割を果たした。ゴルソンが作った「ドラム・サンダー組曲」は、タイトル通り、ブレイキーのドラムを前面に押し出した曲。
「モーニン」のみ、ピアニストのボビー・ティモンズ作曲。ゴスペルのコール・アンド・レスポンスに影響を受けたイントロを持ち、ファンキー・ジャズというジャンルを代表する曲とされる。ティモンズは牧師の息子で、幼い頃からゴスペルに親しんでいたことから着想したという。この曲は、1961年1月に行われたブレイキーの初来日公演でも演奏され、日本のジャズ・ファンに鮮烈な印象を与えた。さらに1990年には三菱・ランサーの15秒CMにも「モーニン」が起用されている。(演奏はデビッド・マシューズがニューヨークの超一流ミュージシャンを集めて結成した「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ」)また、作曲者のティモンズも自分のアルバム『ジス・ヒア』で再演した。
2006年4月に放送を開始したNHKの教養番組「美の壺」でもテーマ曲に利用されている。
(ウィキペディア)