こんばんわ 暇なので(笑)
チヤールス・ミンガスという伝説のJazzジャイアント 「超」個性的なベーシストがいました
観客がうるさいと「黙れ」と怒鳴ったり 気に食わないと共演者殴って歯をへし折ったり
要するに今流に言うとアウトレージ? 武勇伝には事欠かないけど 純粋な音楽家でした
そんな彼が敬愛する先輩で盟友 レスター・ヤングの死に捧げた 美しいバラード
レスター・ヤングは不世出の天才テナー奏者 断言しますけど彼こそモダンテナーの創始者
溢れるメロディライン 独創的なアドリブ ホーキンス ロリンズ コルトレーンの先駆者
でも控えめで臆病で暴力嫌いで プレゼン下手で・・・
ビリー・ホリデイという これまたモダンジャズ・ヴォーカルの創始者がいました
壮絶で不幸な生い立ち 恋多き女性で 男運も悪くて翻弄されて最期は・・・
そんな彼女を終生支え続けた親友?恋人?
チヤールス・ミンガス
Charles Mingus - Goodbye Pork Pie Hat
マーカス・ミラー
Goodbye pork pie hat - Marcus Miller
ジョニ・ミッチェル
Joni Mitchell - Goodbye Pork Pie Hat
Del Album "Mingus", 1979.
Joni Mitchell - guitar, vocals
Jaco Pastorius - bass, horn arrangement on "The Dry Cleaner from Des Moines"
Wayne Shorter - soprano saxophone
Herbie Hancock - electric piano
Peter Erskine - drums
Don Alias - congas
Emil Richards - percussion
『チャールズがレスターの事を語り出せば
いかに偉大な男が逝ってしまったかを知る事になる
あの暗黒時代に光り輝いていた、
あのポークパイ・ハットを冠っていた
甘くスウィングを奏でるあの男の事を』
『真夜中に地下鉄から降りて地上に上がると、
タクシーのホーンやブレーキ音がまるで、
チャーリーのベースとレスターのサックスが奏でている様
(チャーリーは療養の為に介護師と共にメキシコに下った)
ふたりの可愛いダンサーに会いにその音楽と共に向かって行くと
正にその時、「ポークパイハット」と言う名のネオンが輝くバーから
黒いこどもが二人、ダンスしながら現れた...』
「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」は、ミンガスが敬愛していたサックス奏者レスター・ヤングを追悼したバラード。ポーク・パイ・ハットとは、ヤングのトレードマークだった山高帽を意味する。この曲はスタンダード・ナンバーとなり、ジャズ界ではローランド・カーク、ギル・エヴァンス、マーカス・ミラー、綾戸智絵などがカバー。他ジャンルでは、ペンタングル『スウィート・チャイルド』、ジェフ・ベック『ワイアード』、ジョニ・ミッチェル『ミンガス』等で取り上げられている。
(ウィキペディア)