『リベルタンゴ』~ピアソラ | 世界の歌謡曲

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その日の気分で 心に残る歌



おはようございます 昨日はスケートに夢中で 今日は目を覚まして(笑)「音楽」です

アストル・ピアソラというアルゼンチンの音楽家 そして彼の代表作『リベルタンゴ』
本来朝に聴く曲ではないけれど 雪交じりで空も暗いし それなりにいいかなと
彼の音楽は いわゆる「アルゼンチン・タンンゴ」の発展系 タンゴ自体がそうであるように 自由で挑発的で扇情的でエロチックで でも洗練されていてモダンです
ひところブレイクして クラシックのヨー・ヨー・マやクレーメルなんかもレパートリーに

アルゼンチンで連想するのはマルタ・アルゲリッチという今やクラシックの大ピアニスト 若くしてショパン・コンクールに優勝 昔の事で見たわけではないけど 長い黒髪の美人で 小汚い黒のワンピ着て ほとんどサンダル履きで 裸足でペダル踏んで・・・奔放な女(ひと)
去年偶然知ったイリアーヌという女性ジャズピアニスト 彼女も裸足でペダルで笑った
あとずいぶん昔だけどガトー・バルビエリというジャズ・テナー奏者 「花祭り」とかユパンキのフォークソングを個性的にノイジーに そして「ラストタンゴ・イン・パリ」のテーマ

タンゴには「バンドネオン」という楽器を使います ちょっと見小型のアコーディオン
でも12鍵のキーはなくて小さな無数のボタンだけ 弾くの難しそう・・・



寺井尚子 libertango リベルタンゴ Naoko Terai



ピアソラ本人による「バンドネオン」
Astor Piazzolla-Libertango



オーケストラ・ヴァージョン
A. Piazzolla. Libertango



アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921年3月11日 - 1992年7月4日)はアルゼンチンの作曲家、バンドネオン奏者。タンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を産み出した。

ナディア・ブーランジェはピアソラの原点はあくまでタンゴだと指摘した。しかし、少年時代のニューヨーク生活などの経験から、タンゴ奏者でありながらもタンゴを外から眺める目もまた持っていた。
元来タンゴは踊りのための伴奏音楽であり、強いリズム性とセンチメンタルなメロディをもつ展開の分かりやすい楽曲であった。ピアソラはそこにバロックやフーガといったクラシックの構造や、ニューヨーク・ジャズのエッセンスを取り入れることで、強いビートと重厚な音楽構造の上にセンチメンタルなメロディを自由に展開させるという独自の音楽形態を生み出した。これは完全にタンゴの表現を逸脱しており、「踊れないタンゴ」として当初の評判は芳しいものではなかった。一方で、ピアソラの音楽はニューヨークなどのあまりタンゴと関わりを持たない街で評価されたため、タンゴの評論家から意図的に外されるといった差別も受けた。
(ウィキペディアより抜粋・編集)