1960年代後半、「ソサエティーズ・チャイルド」でデビュー。人種差別批判を歌った衝撃的な内容とともに、未だ10代の天才少女として騒がれる。しかし、そのプレッシャーから数枚のアルバムを発表後、半ば引退状態となる。 その後、カメラマンと結婚するも離婚。
やがて、1972年にロバータ・フラックにより「ジェシー」が取り上げられたことから再び脚光を浴び、1974年にコロンビアレーベルよりアルバム『スターズ』で復帰。翌1975年にジャズと室内音楽の色濃いシングル「17才の頃」が全米キャッシュボックス誌でNo.1になる。アルバム『愛の回想録』も全米No.1になり世界的にヒット。グラミー賞も獲得し、時の人になる。
とりわけ日本とヨーロッパでは絶大な人気を誇り、1976年のアルバム『愛の余韻』はシングル「恋は盲目」が、TBSドラマ『グッドバイ・ママ』に使われて大ヒットしたこともあって、日本の洋楽アルバムチャートで半年間に渡って首位を記録した。
さらに翌年1977年のアルバム『奇跡の街』に収録されたシングル曲「Will You Dance?」が、TBSドラマ『岸辺のアルバム』の主題歌に使われた。家庭崩壊を描いたシリアスドラマに彼女の優しい歌がよくマッチし、アルバムは日本だけで100万枚を超えるセールスを記録した。1978年には来日し、日本独自企画で2枚組ライブアルバムが作られた。
2003年、同性愛者であることをカミングアウト。14年間付き合っていた女性と正式に結婚して大きな話題を呼んだ。同年9月26日発売の中島みゆきコンピレーション・アルバム『中島みゆきトリビュート Yourself...Myself』(UICZ-4073)では、「地上の星」と両A面シングルCDで発表された「ヘッドライト・テールライト」を英語歌詞でカバーした。タイトルは「Headlight Taillight」。英訳歌詞もジャニス自身による。
日本の歌手・アンジェラ・アキのファンであり、彼女のインディーズアルバムとデビューシングルにコメントを寄せており、現在ではいわゆるメル友であると言う。またアンジェラ自身もジャニスの楽曲「Will You Dance?」をカバーしている。
(ウィキペディア)
ジャニス・イアンの歌は妙に心に残って しばしば聴きたくなります 正直好きです
なので何度かご紹介しましたけど再度です 解説もビデオもたぶん重複です ごめんなさい
『17才の頃』はデビュー当時のヒット 以前投稿した後 削除になった痛い思い出が 今回は作者さん変わったみたいだけどどうでしょう? まだ彼女の若い頃の映像です お早めに
『ウィル・ユー・ダンス?』 これは不思議な詩です タンゴ調の甘美なメオディからは想像もつかない・・・『奇跡の街』というアルバムの1曲 ジャニス自身のお気に入り
解説にあるように親交のあるアンジェラ・アキさんとジャニス自身の想いを語るビデオも
ブログサイトさんの素敵な訳詩みつけたので転載させていただきます
ジャニス・イアンは女性ファン多いです 何故?(たしか先日ご紹介した椎名林檎さんも?)知合いにも何人もいました 決して根暗でも「醜いアヒルの子」でもない 素敵な女性ばかりです
ごめんなさい 男だから女性の気持ちは良くわからないけれどジャニスって 率直な人だと思う
誰もが抱えているコンプレックスや悩みや不安や もやもやとした混乱とか そんな事をさらっと歌ってしまう 違うかな?
ジャニス・イアン 17才の頃 Janis Ian At Seventeen
I learned the truth at seventeen
That love was meant for beauty queens
And high school girls with clear-skinned smiles
Who married young and then retired
17歳にしてほんとうのことを知った
愛という言葉に意味があるのは
美しいクイーンや
透き通るような笑顔の子のためだと
あの子たちは若くして嫁いでしまう
The valentines I never knew
The Friday night charades of youth
Were spent on one more beautiful
At seventeen I learned the truth
ヴァレンタインをわたしは知らない
金曜の夜の若者の謎かけゲームも
綺麗な子のためにあることを
17歳にしてほんとうのことを知った
And those of us with ravaged faces
Lacking in the social graces
Desperately remained at home
Inventing lovers on the phone
Who called to say, "Come dance with me"
And murmured vague obscenities
It isn't all it seems at seventeen
ぶさいくな顔の
愛嬌もないわたしたちは
家に閉じこもるしかなく
妄想の恋人が電話で
「僕と踊ろう」と言って
きわどい言葉をささやく
17歳って それだけじゃない
A brown-eyed girl in hand-me-downs
Whose name I never could pronounce
Said, "Pity, please, the ones who serve
'Cause they only get what they deserve"
茶色の目をしたお下がりを着た子
その子の名前はうまく言えなかったけど
その子が言った「みじめね、尽くすのは
それにふさわしいだけの価値があるからよ」
And the rich relationed hometown queen
Marries into what she needs
With a guarantee of company
And haven for the elderly
地元の金持ちのクイーンは
望み通りの結婚をして
保証された暮らしで
老後まで天国みたい
So, remember those who win the game
Lose the love they sought to gain
In debentures of quality and dubious integrity
The small town eyes will gape at you
In dull surprise when payment due
Exceeds accounts received at seventeen
忘れないで、このゲームに勝つ人たちは
追い求めた愛を失うのよ
質の担保と疑しい誠実さに
田舎町の人は呆れた顔で見る
お支払いの期限がくれば
17歳としては過ぎた価値を
(間奏)
To those of us who knew the pain
Of valentines that never came
And those whose names were never called
When choosing sides for basketball
痛みを知った私たち
くることのなかったヴァレンタイン
バスケットボールのチーム分けで
呼ばれることのなかった名前
It was long ago and far away
The world was younger than today
When dreams were all they gave for free
To ugly duckling girls like me
それは遠いはるか昔のこと
帰らない日々
夢みることは自由だった頃
私のような醜いアヒルの子にも
We all play the game and when we dare
To cheat ourselves at solitaire
Inventing lovers on the phone
Repenting other lives unknown
They call and say, "Come on, dance with me"
And murmur vague obscenities
At ugly girls like me at seventeen
みんなそのゲームに参加して
孤独な自分を欺き
妄想の恋人が電話で
そんな見も知らぬ違う人生を悔いながら
「僕と踊ろう」と言って
きわどい言葉をささやく
私のような醜い子の17歳の頃
http://yazumichio.blog.fc2.com/blog-entry-488.html
ジャニス・イアン 『ウィル・ユー・ダンス?』
Janis Ian - Will You Dance?
アンジェラ・アキ 『ウィル・ユー・ダンス?』を語る
Janis Ian Song to Soul Will You Dance
Someone is waiting over by the window
(誰かが窓辺で待っている)
just beyond the stairwell someone's crying
(吹き抜けの向こうで誰かが泣いている)
Drowning in the words of the prophets that are written for the dead and the dying someone's lying
(死者と死にゆく者への預言の言葉に溺れて、嘘をつこうとしている人)
No one's buying
(誰も信じはしないわ)
Someone is dying
(死にかけている人がいる)
Panic in the streets can't get no release
(誰も逃れられない街に恐怖があふれている)
someone escaping
(逃れてようとする人もいる)
waiting on a line for the holy revolution parading illusion
(やってくることのない聖なる革命のパレードを待っている)
someone's using
(誰かが仕組んだんだね)
Most amusing
(笑ってしまうわ)
Will you dance? will you dance?
(さあ踊ろうよ、踊りましょう)
smell of caviar and roses
(虚飾の香り)
Teach your children all the poses
(見せかけだけでもいいから、子供たちに見せてあげようよ)
How familiar are we all...
(私たちが仲がよいってことを)
Will you dance? will you dance?
(さあ踊ろうよ、踊りましょう)
light fantastic in the morning
(陽光輝く素敵な朝)
How romantic to be whoring
(淫らになるのも素敵な事)
boring though it may be
(退屈するかもしれないけどね)
who'll survive if you and I should fall?
(あなたとわたしが死んだら、一体誰が生き残るというの?)
Someone is bleeding crimson in the night
(夜の暗闇のなかで血を滴らせる人がいる)
strangers, in the light a sudden meeting
(光があたり、突然他人と出会い)
Greeting one by one
(一人一人と挨拶をして)
every life runs flashing before those dashing eyes
(あなたの目の前をあらゆる人生が走り抜けるの)
Will you dance? will you dance?
(さあ踊ろうよ、踊りましょう)
take a chance on romance and a big surprise?
(ロマンスや思いがけない運命を手に入れるの)
Stop...
(もう、止めて)
http://blog.livedoor.jp/notorious/archives/52172585.html