読了!
司法試験浪人とその姉が、自分の実の祖父の人物像を
祖父の知人を訪ね探し歩くストーリー。
祖父は海軍の戦闘機乗り
…零戦。
「零戦の特攻部隊と911のテロリストは共通項がたくさんある」
という登場人物の発言に違和感。
「愛国心と殉教心」
確かに鵜呑みにすれば共通項。
けどけど本書内でしっかり裏返してくれたのでホッとした…。
一番知りたい特攻隊の葛藤、逡巡。
『十死零生の作戦』
「そんな命令出すならまずお前が行けよ!」
と読みながら憤慨。
「死の覚悟を持って死地に向かうことは出来てもそれは生き残る可能性があるからで、必ず死ぬと分かってる作戦に喜んで参加出来るヤツが居るわけないだろう」
……読むのキツかった…。
隊員
「爆弾を敵艦に命中させたのち、帰還してもよろしいのですか?」
上官
「それはならん」
もうっっ!!!!
なんでだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
とまた憤慨。
当時の人命軽視にはほとほと驚かされる…。
大東亜戦争が如何に過酷な戦争だったのか、
戦争を知らない自分にとって、
戦争を知ってるけど知らない自分にとって
大変衝撃的な作品だった。
読後にWikipediaを検索検索。
実在の人物の多さにまた驚愕。
写真の若さに悲しくなった。
なかでも
特攻第一号 関行男大尉
「僕には体当たりしなくても敵空母に50番を命中させる自信がある。日本もおしまいだよ、僕のような優秀なパイロットを殺すなんてね。僕は天皇陛下のためとか日本帝国のためとかで行くんじゃないよ。KAを護るために行くんだ。最愛の者のために死ぬ。どうだ、すばらしいだろう!」
KA=海軍の隠語で妻のこと
Wiki抜粋
彼らの部隊は悪天候や敵艦に出会えず帰還するも、
四度目の出撃で作戦成功。
その四度目の出撃の際、
「もう帰ってくるな」
と上官から言われたそうな…
はい。
泣きました。
震えが止まらない場面
鳥肌が引かない描写
何度となくありました。
………ただ、読んでる途中から
「あれ?壬生義士伝?」
みたいな感覚も覚えちゃった。
んでも壬生義士は爺ちゃんの爺ちゃんの時代
永遠の0は爺ちゃんの時代だから、
ダイレクトに伝わって来た。
ん~…
書き足りない。。。


