先日、6月7日発売予定の雑誌「GLAMOROUS」(講談社)で、後藤真希のセミヌードが掲載されるという情報をお伝えした(※参 照記事 )。20代後半の女性をターゲットにしたファッション誌のため、豊かな乳房や尻の露出は控えめなものとなるだろう、と予想したが、 どっこいゴマキはそこいらのアイドルとは肝っ玉の座り具合が違ったようだ。なんと、乳首こそ見せていないものの、横乳をさらけだしたギリギリのフルヌード であることが判明した。いずれもバストトップは腕で隠されているが、大きな乳房が横から丸見えだ。しかも5000字に及ぶロングインタビューも掲載され、 モーニング娘。時代の恋や亡くなった母のこと、服役中の弟のこと、ソロになって売れずに芸能界引退を考えていたことなど、赤裸々に明かしている。タイトル は「沈黙を破って、独占告白 後藤真希 Reborn」。

 ところで、発売前なのになぜ上記のような 情報が漏れているのか。実は、件の特集ページをスキャンした画像が、インターネット上に流出してしまっているのである。全裸で海辺に横たわっている写真を 大きく使った見開きなど計8ページが、何者かの手によってアップロードされている。

 雑誌発売前の流出と言えば、人気マンガ『ONE PIECE』や『HUNTER×HUNTER』(ともに集英社「週刊少年ジャンプ」)の最新話が、毎週発売日前に動画投稿サイト「YouTube」にアッ プされ、問題となった。事前に雑誌を入手した関係者が、紙面を撮影して投稿しているものがほとんどで、著作権法に抵触していると言える。集英社広報室は 「著作権を侵害する行為があれば削除依頼や警告書を送付するなどしている」と声明を出したが、現在でも違法アップロードは後を絶たない。

  だが、今回のケースに関しては「関係者が"敢えて"流出させた可能性も高い」と言う。

「問題の誌面が ネット上にアップされたのは6月3日の午後ですが、3日には東京・渋谷のライブハウスで後藤真希の復活プレミアムライブが開催されたんです。1月に実母が 急逝してから活動を休止していた後藤が、5カ月ぶりに公の場に姿を現すということで、所属するエイベックスも何とか話題にするため、ライブの模様を Ustreamで生中継しました。後藤は7月に発売するミニアルバム収録の新曲など3曲を熱唱。正味20分程度のライブでしたが、3曲目を歌唱中は観客 に"写メ撮り放題"を許可したり、終了後にサプライズで握手会を行うなど、エイベックスらしからぬサービス精神にあふれたイベントとなりました。ヌードグ ラビア画像も、後藤真希の復活を大々的にプロモーションするため、意図的に流出させたのかもしれません」(芸能記者)

 ライブでは、歌い ながら感極まって涙する場面もあった。ローティーンの頃から常に家族を支え、養ってきたしっかり者の後藤は、「すみません、何か変なものが出てきました。 珍しいことが起きました(笑)」などと強がりながら涙を拭いていた。ヌード撮影は自らの意志で決行したという後藤。モーニング娘。の黄金期を築き、国民的 アイドルとして活躍していた彼女が10年後にヌードグラビアを撮り、「モーニング娘。をやめたいと思ったこともあった」「(ヌード撮影は)初エッチより緊 張した」と語るなど、当時、一体誰が予想できただろうか。

 ただ、アイドルからアーティストへの脱皮は容易なものではない。一糸まとわぬ 姿を見せたことで、「次はAVか」「ヘアヌードか」と騒がれることにもなるだろう。しかし後藤自身、それは重々理解している。それでもやる価値があると考 えて裸一貫のプロモーションを実施したのである。新たなスタートを切った後藤真希から、目が離せない。
満を持して始まったSMAP木村拓哉主演の月9ドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」(フジテレビ系)。第1話から視聴率もまあまあ、映画並みの豪華なキャスティング、中国ロケのスケールに応えて出来は上々、見ごたえのあ るドラマとなっている。このドラマを華々しく飾る日中3女優の共演が話題だが、事前に彼女たちの不仲説や、またある女優の豪快な日常までもが暴露された。 ヤマトナデシコのイメージが強い彼女、このドラマでイメージチェンジか。

 今回「月の恋人」で北川景子が演じる柚月という役は、インテリ ア業界トップである「マストポール」の社長大貫照源(長塚京三)の娘でワガママな人気モデル。柚月はかつて父の元にいた葉月蓮介(木村拓哉)に惹かれる も、双方の商売上の「かけひき」に利用されていく。金持ちゆえのその境遇を受け入れ、やや冷めた態度をとるはねっかえりではあるが、葉月を思う気持ちは ピュア。対し、熱く純粋でハングリーな中国人女性リュウ・シュウメイ(リン・チーリン)、知的でオトナの包容力があるデザイナー・二宮真絵美(篠原涼子) のそれぞれとは違う、対照的なキャラクターだ。

 小悪魔的で気が強いタイプの柚月役は、昨年北川が主演した同枠「ブザー・ビート~崖っぷ ちのヒーロー~」のヒロイン莉子には無かったキュートで新しい魅力がある。爽やかな山下智久(NEWS)の相手役とは違い、今回はオトナの木村拓哉に加 え、蓮介の部下で、切れ者妖しい中国人・蔡風見(松田翔太)との絡みも重要。いままでどおりのネンネな北川ではこなせない役なのだ。

 映 画「花のあと」の出演で、やまとなでしこの印象が強い北川は、実はデヴィッド・ボウイやロッド・スチュワートなどの洋楽ロックが大好き。巨人ファン、水泳 も得意で、多くの女優がそうであるように待ち時間や移動時間にタバコが離せず、お酒も強い。言うなればとてもパワフルな女子なのである。「花のあと」では 市川亀治郎を相手に鮮やかな立ち回りを披露し、やると言ったら弱音は吐かない強さがある。(シネマ×ファッション誌「real FACES」記事参照)

  そんな北川だから、普段は女性どうしのクチャクチャしたお付き合いがキライ。篠原涼子もリン・チーリンも女優としてのプライドは高いので現場ではぶつかり 合って見えるらしい。でも、お互いすごく認めあっている模様。ドラマ放送の第一回のあと、スマスマの生放送の登場した3人の息はぴったりで、英語が話せる 北川が、司会の中居の早口や、篠原と木村の会話をうまいタイミングでリン・チーリンに通訳。オトコ勝りと言われる北川だが、ちゃんと気も使えるのだ。