2021年7月アイスリボンにてデビューした咲蘭、それから遅れる事2022年4月ディアナにてデビューした美蘭、そもそも中学生プロレスラー自体が超超レアな話なのに近い年齢(2009年生まれだが咲蘭が早生まれのため、学年は1つ上)そして似た名前、何故に神は2人を同じ時代に誕生させたのか、まさにライバルとして意識するなというのが無理な設定というもの。
 2022年5月のアミスタ大会、2人はタッグで激突、試合後敗れた咲蘭は悔しさを露わに美蘭へ突っかかって行き、2022年10月横浜ラジアントホールで2人は再度タッグで激突、お互いライバル心剥き出しにやり合うも、この試合を最後にディアナとアイスリボンの互いの選手参戦が無くなり、美蘭と咲蘭2人のライバルストーリーは一部の語り部(ワシか)によって語り継がれる夢物語と化していた。
 プロレス界でライバルと言えば、いの一番に出てくるはジャイアント馬場にアントニオ猪木、2人の直弟子のジャンボ鶴田に藤波辰爾さらに時代は下り武藤敬司と三沢光晴。
 女子プロレスならば危険なライバル関係の北斗晶と神取忍、アイドルという十字架を背負った井上貴子とキューティー鈴木。
 夢は夢のままで終わるのか、夢が現実となるのか、それは誰にも分からないのである。
 2024年5月5日アミスタ大会、それは突如として発表された。アミスタ大会にアイスリボン選手参戦、そして美蘭と咲蘭のライバルタッグ結成と。
 互いが夢舞台を謳歌するのか、はたまた結局は水と油、交わる事は不可能なのか。
 1つ言えるのは2人が同じリングに上がるという事である。
 

 先ずは支払いを済ませて
汰駄屠刺「いやいや実現したねえライバルタッグ」
美蘭「でもタッグよりはシングルの方を見たかったですか?」
 いや美蘭ちゃん、ワシの性格を分かってきているねえ。
汰駄屠刺「いやぁ、でもタッグの方が先に実現するとはねえ」
美蘭「私もシングルの方が先に実現するのかなと思っていました」
汰駄屠刺「2022年10月10日、パートナーは朝陽選手で相手は咲蘭選手と松下楓歩選手で、それ以来だよね」
美蘭「アイスリボンさんで、懐かしいですね」
美蘭ちゃん覚えていたね
美蘭「連携もそこそこ出来たので、また組んでみたいですね。」
「次はシングルでぶっ潰しますよ」って感じ?なんて聞けなかったね。
美蘭「明日は3試合なんですよ」
汰駄屠刺「おおっ、そうじゃ」
栄養ドリンク3本取り出す汰駄屠刺
汰駄屠刺「明日は3試合やから栄養付けんとな、ホンマ紙袋ぐらい入れてくれんかと思っていたら入れてくれへんかったからな」
美蘭「明日は来てくれるんですか?」
汰駄屠刺「さぁ来るかな?来ないかな?、この目を見てごらん」
 胡散臭い目に苦笑いの美蘭ちゃん、ワシは現れるのか乞うご期待。