拡張型心筋症の免疫吸着療法は、
1996年に
ドイツで提案され、
ドイツでは
現在までに200例以上の方への治療が
行われているようです。
心臓移植の対象となるような
重症の方が対象で
2年間に心臓移植を行わずに生存していた方は
約80%
心臓のポンプ機能が改善した方は
約60%
とのことです。
日本では、臨床試験の前段階の研究事例で
8人中5人のポンプ機能が改善した
との新聞記事がありました。
別の資料では、
日本でこれまでに行われた治療例は20例で、
奏功例は約50~60%と
ドイツの成績と同等だった
との記載もありました。
本年2月から始まった臨床試験では
18才以上の重症者
約40人が対象です。
副作用や、
「自己抗体」の検査値と
効果の関係などを
みていくそうです。