本日、5/29は元キャンディーズの伊藤蘭さんソロデビュー5周年記念日ですおねがいラブラブ



そして、私にとっては、音大にまで通わせてくれた母への過去最大の恩返しができた記念日でもありますニコニコ

母はキャンディーズの大ファンでしたが、自分はアナウンサーとして出逢うことは残念ながらなかったとのこと。

東京ドームシティホールでの蘭さんのソロデビューコンサートで、私が作曲して蘭さんが作詞して下さった「ミモザのときめき」を歌って下さり、歓声と拍手をきいた瞬間、隣を見たら母が涙ぐんで喜んでくれていたのが忘れられません。

終演後にご挨拶させて頂くと、母はとても感動して喜んでくれました。

なんて、母の事ばかり書いていますが、私自身はとても不安でした。

ユカリエとして頑張ってきたけれど大きな進展がなく、お世話になっていたソニーミュージックの方にダメ元で「チャンスを下さい!」とご相談に伺いました。

その方はとても器の大きな方で、私達のために多忙なスケジュールを調整して時間を作って下さり、御提案下さったのがこのコンペでした。

一般的なコンペは曲調やレンジの指定があったり、既存の参考曲が言い渡されますが、コンペシートを隈なく読み返しても、全くの「おまかせ」でした。

しかも蘭さんともなれば(さらに意外にもソロデビューという節目)私のような若手は、本来チャンスすら降りてこないはず。

自分で頭を下げてお願いしたにも関わらず、暫く漠然とした不安がありました。

それから毎日蘭さんのことを研究し、キャンディーズの曲を沢山聴きましたが、その結果、たった1曲しか作れませんでした。

でも、これを歌っている蘭さんはとても素敵だと思う、という確信だけありました。

蘭さんの娘の趣里さんは、私と同い年。自分のお母さんがこんな歌を歌っていたら自慢したくなるだろうな、と。

あまりに締め切りに近い完成だったので、たいしたアレンジも出来ず、仮歌が精一杯でした。

でも、選んで頂いた。

だからコンサートの初披露ではとても不安だったし、嬉しかったです。

レコーディングの日、ご挨拶を兼ねてスタジオ見学させて頂きましたが、ラフミックスを聴いて涙が止まらなかった。

蘭さん、素敵な歌声で愛らしく美しく歌って頂き有難うございます。

また母娘揃ってコンサートに伺いますニコニコルンルン