日生劇場にミュージカル『RAGTIME』を観劇してきました
根深いテーマと音楽とのコントラストに痺れる、素晴らしい作品でした。
衣装や舞台演出も美しく、見応え抜群です。
ラグタイムというのは19世紀後半のアメリカで生まれた音楽ジャンルなのですが、実は私、昔からラグタイムが大好き
「ラグ」は「ずれた」という意味。音楽的に言うとシンコペーションを多用したピアノ音楽なのですが、とても楽しい気持ちになるリズムとコードなのです。
生みの親とも言えるスコットジョップリンの作品が好きで、頻繁に聴いています
ただ、このラグタイムにしろ、ブルースにしろ、これらのジャンルが生まれた背景というのは決して明るいものではありません。
そんな一つの風景が、この作品には描かれていました。
ところで日生劇場はかなり久しぶりに来ましたが、今年で60周年だそうです
ホワイエには栄光の年表が飾られていました
指揮はなんと昭和音大作曲学科OBの田邉賀一さん
と言っても残念ながら今のところ面識はないのですが、同じ学科の先輩が活躍されていると励みになります
ネタバレになるといけないので詳しく書けないのですが、サラのナンバーが1番好きでした。
東京公演のあと、大阪、愛知と続きますが、これからご観劇の皆様はどうぞお楽しみください