本日は大学の授業で半日以上をスタジオで過ごしました。

近年の音楽スタジオ(主にレコーディングスタジオ)では、
予め編曲された通りに演奏するのが主流だそうです。

しかし、私の尊敬するキャロルキング、邦楽なら荒井由実さんの時代では、
スタジオでセッションをしながら最も気持ちよいフレーズを採用し、
その時欲しいと思った場所に欲しい音を重ねて行く…という手法が主だったそうです。

もちろん、制限時間の中で思い描いていた物を高い完成度で録ることも、
良い作品を生むのは確かだと思います。
また一方で、そういったセッション的なやり方も私は気に入っています。

楽曲のもつ音楽性だったり作者の意図によるところが大きいですが、
いずれにせよ、スタジオというのはいつもワクワクが漂っています。


そして!


授業が終わった後、私は横浜へ旅立ちました・・・
小田和正さんの音楽を聴きながら。

以前からずっと迷っていた(探していた)ものを遂に見つけて、
お店に着いてから30分もしないうちには購入していました・・・


それは、、、


こちらです!!



seide(ザイド)というメーカーの真空管マイクロフォン、PC-VT3000です。

噂によれば、あの尾崎亜美さんが愛用されていたとか、、、
中古品でしたが状態が良さそうだったので仲間にしてしまいました

これまでもお土産CDはすべて、とあるマスタリングエンジニアの方オリジナルの真空管入りの機材を使っていましたが、この真空管も好みの分かれ道!

分かり易く一言で言うならば、
真空管があると丸みを帯びた、温かい音が録れ易いのです。

真空管でなくてもそういった音が録れるマイクはありますが、
今の私は真空管マイクに憧れて止まないのです・・・

歌い手にとっては特に、マイクも楽器の一つ。
音楽やメッセージを伝えるのにとても大切な役割を果たします。

録音用のマイクなのでライブには登場しませんが、
いつかどこかで登場しますので、楽しみにしていてくださいね