一昨日は、SPEEDのプロデューサーとして知られる、
90年代を代表する三大プロデューサーの一人、
伊秩弘将(いぢちひろまさ)氏の主催ライブに行ってきました!!

私の大好きな80年代に至までの作家やプロデューサー
(三木たかし氏や筒美京平氏、松本隆氏、細野晴臣氏、織田哲郎氏など)
も大変興味があるのですが、小林武史氏、つんく♂氏に並び、
SPEEDや渡辺美里さん、森高千里さん等を手がけた伊秩氏・・・という事で、
どんなライブをされるのだろう!?と興味津々でした。

伊秩氏は自身もシンガーソングライターとしてデューされており、
やはり楽曲も歌詞もとても上質です。
SPEEDの楽曲も、当時は歌って踊る姿がただかっこ良く見えていたに過ぎませんが、
今改めて楽曲を聴くと、歌詞がめちゃかっこ良く、メロディーも良く、
90年代の音楽の真骨頂を感じる事ができます。

これからの時代には日本の80年代後半~90年代の音楽が
とてもヒントになると考えています。
ただ、まるきり当時とは経済状況が異なるので、
停滞したこの不景気との兼ね合いで、また新たな時代の展開になっていくと思います。

とある記事でつんく♂さんが
「複数のアイドルが競うようにならないと真のアイドル時代はこない」
というような事を仰っているのを知りましたが、非常に納得できます。

(話がとびとびで申し訳ありませんが!、)
竹内まりや、大貫妙子、フリッパーズギター等で知られる音楽プロデューサー・牧村憲一氏は、
「面白い事に、ヒット曲というものは摩耗が早い」と仰っていた事があり、
こちらも納得いくことだなと思いました。

ヒットすれば町中の至る所で耳にするようになる、
アイドルの場合、それに加えて写真や動画を目にするようになる。
それが1組のアイドルだと、やはりこの原理からすればすぐ摩耗してしまう。
同じくらいの力を持つアイドルが2組以上いれば、互いにライバル意識が芽生え、
ファンとしても応援したい気持ちや、逆に浮気心さえ芽生える。
そうして行く事でより盛り上がり、アイドル時代も延命され、
それは結果的に日本の経済を好景気へと導いてくれるのだと思います。

(その点で、現在KARAと少女時代の対抗は良い例だと思います。
 しかし、彼女達はあくまで韓流ブームのくくりが大きいため、
 ちょっとここでは例外とも言えます。)

では、これからの時代にヒットするのは??と考えた時、
私はやはり、SPEEDやMAXのようなグループをイメージします。
二組ともアイドルではありませんが、
モーニング娘。の対極にSPEEDの存在があるように、
AKB48(同系列グループを含む)の対極に、愛らしさと強さ、
色気もありつつクールな女性グループが出て来て欲しいです。

国産で、ある程度の若さと愛らしさを持ち、
この逆境にも打ち勝つ謎の強さを持ったスター達が登場する事を、
こころより願うばかりです。


・・・というか、探し出してみたいです・・・・・・。


うふふ(^^)ラブラブ