VOAT(ヴォート)とは、
私が以前通っていた音楽スクールのことで、
正式にはヴォーカルアカデミーオブ東京といいます。

スタジオのNOAH系列のスクールで、
様々なシーンで活躍できるアーティストの育成所です。

私が作曲を本格的に始めたのもこのVOATで、
アコギ弾き語りもライブもここが出発地点でした。

今日はそんな私の古郷、VOATに行ってきました。

私が通っていたのは名古屋校でも福岡校でもなく、
都立大学駅すぐにある東京校でしたが、
懐かしのエントランスをくぐってスタジオを通り抜け、
とってもお世話になったアドバイザーの方と社長に再会。
昨年私が楽曲提供したクァンヒョンさんのCDを渡すと、
フルコーラスを真剣に聴いて下さりました。

私がそこで最も大きな想い出に感じているのが、
『ショウケース』というイベントでした。
(同じ名前ですがサンプロのとは全く別ものです;笑)
私が出演したのが初回で、それ以来、今年が4回目だとか。
しかもそれは明日で、今日はゲネプロの日だったのです。

懐かしさのあまり社長やアドバイザーの方と話し込んでいるうちに、
福岡メンバー、名古屋メンバー、と、ショウケース出演メンバーが続々到着。

私は初対面ですが、その子達がみんな、私を見るや否や、
「あ!!」という顔をしたので、「?」と思いましたが、
確かに彼女達から見たら私は一応(こんなペッペケでも笑)
先輩として憧れを抱いてくれているんだな、と思いました。
プチ・スター気分でちょっと嬉しかったり(笑)

社長の話によると、今回は打ち込み+楽器+歌が多いらしく、
なんだか嬉しいような気持ちになりました。
私がまさにその形態で歌ったからです。
高校二年の冬、それも期末試験のまっただ中、
当時使っていたSSW8.0というDAWソフトとCubaseとを使って、
今も愛用しているカステラちゃんというIbanezのエレアコを弾き語り。

このVOATのショウケースでは「100日レッスン」という、
本番当日を100日目とした特別レッスンがあり、
私のメニューは以下の通りでした。

1、毎日英単語を5つ以上覚える。
2、ド素人を脱出する。
3、30分ライブをする。

この他に全員共通の項目があり、それは
毎日1曲ずつ聴く「100日レッスンCD」というもの。
洋楽を中心に名曲の数々が100曲分渡され、
毎日1曲ずつ聴いては感想文を書きました(^^)

30分ライブなんて当然すぎる項目ですが、
当時私は最大で12分間、1曲しか歌った事がなく、
30分はシルクロードのように長いものでした。笑

最後のレッスン後、不安のあまり泣いたのを覚えていますが、
13人12組で一致団結して本番を迎えられたのは、
とても希望に満ちあふれた時間だったな、と思います。

…そうして太陽のような人と出逢って一度夢を叶えたのち、
一昨年末にあんな事が起こるなんて知る由もなく。

あまりに多くの事を思い出してしまっているうちに
夕日が沈みきってしまいました。
今はまだ振り返るような場所にはたどり着いていないのにね。

なんだか寂しくなっちゃった。
でもこれからが本番!!!
気合い入れて頑張んなくちゃ!!!
今泣いてたらみっともないもんね!!!

さ、曲創ろっ!!!


★VOAT 公式サイト★
http://www.voat.co.jp/