ダンサーが○○○○○○○をするとクソダンサーになりさがる。【ダンサーのための骨盤重心メソッド】 | 身体能力を極限まで高める【ダンサーのための骨盤重心メソッド】

身体能力を極限まで高める【ダンサーのための骨盤重心メソッド】

◇繊細・しなやか・パワフル・ダイナミックなボディコントロール方法。

◇「一流」と「超一流」を隔てる壁。

ヒトの無意識的な反射・反応を踏まえ、
実践(本番)でパフォーマンスを最大限引き出す
究極のメソッドをお伝えしていきます。

ダンサーの身体能力を極限まで高める
ダンスパフォーマンストレーナー
たーきーです。

今回はダンサーの身体能力向上の為のノウハウを伝えていきます。

特にダンサーさんで【トレーニング】をしている人に向けて書いていきます。



まずはトレーニングをする際の基礎知識。

運動理論の原理原則のなかで
【特異性の原則】というものがあります。

内容はごく当たり前のことで、

「競技パフォーマンスを上げたければ、競技内容を想定した近しいトレーニングを取り入れ行った方がいい。」というもの。

陸上競技で言えば短距離・長距離・幅跳び...etc
など数多くのジャンルがあるが

例えば
長距離の選手が短距離用の瞬発力系トレーニングをしていては
長距離ではパフォーマンスは発揮できない。

逆もしかり、
短距離の選手が長距離の持久力系トレーニングを続けていれば
短距離で良いタイムはいつまでも叩き出せないだろう。



このように
同じ「走る」ということを目的とする競技でも
【実践で必要とする能力】に近いトレーニングの内容を組み込まなければ
目的とする競技でのパフォーマンスはいっこうに上がらない。

上がらないどころか
不必要なトレーニングを取り入れてしまうことによって
逆にプレーヤーのパフォーマンスが著しく下がるという結果が起こってくる。


考えていただきたいのは、

なんの競技(ジャンル)の
どんな能力を上げるために
そのトレーニングを取り入れているのか。

それがパフォーマンスに影響してくるのです。

もう一度いいますが、

これは運動理論の原理原則です。


いろんなバリエーションのトレーニングをして
いくらトレーニング(フォーム)が上手になっても
実践でのパフォーマンスが上がらないんだったらまったく意味がないんです。
ただのトレーニング大好き野郎になってしまうわけです。





そしてさらに、
【特異性の原則】はメンタル面にも反映してくるわけです。

ここはよく見落とされます。

「トレーニングはトレーニングで筋肉を追い込むために筋肉を意識して行い、
ダンスはダンスで全身を連動させ踊る。」

なんてのは特異性の原則から逸脱してるわけです。

トレーニングもダンスのようにやらなければ
そもそものトレーニングの意味をなさないのです。

トレーニングを取り入れているダンサーさんは
トレーニング中にどんなメンタルでトレーニングを行なっているでしょうか?

「ここの筋肉にキテるわー。」
「キツイわー。」

とかやっちゃっていないでしょうか。

逆に
ダンス中に
「特定の筋肉だけをつかい、追い込む。」
「キツイと思いながら踊る。」

なんてやってないですよね。

トレーニングもキツイ。ダンスもキツイ。でやっているなら特異性の原則に適合しています。おめでとうございます。


しかし、
多くのダンサーさんは違うはずです。

永くダンスを踊るなら楽しく気持ちよく踊り続けたいはず。


「トレーニング」はダンスを踊っている時のようにこなせなければ意味がなくなってしまうのです。

本気で身体能力を高めるためのトレーニングをしたいなら、

トレーニング中に
「腹筋(だけ)にキテるわー。」とか
「キツイわー。」
とかやっている場合じゃないのです。


さて、
ここで問題なのは
ダンサーはどんなトレーニングをすればよいのかということ。



長くなったので続きます。



ありがとうございました。(^^)