股関節で捉える | 身体能力を極限まで高める【ダンサーのための骨盤重心メソッド】

身体能力を極限まで高める【ダンサーのための骨盤重心メソッド】

◇繊細・しなやか・パワフル・ダイナミックなボディコントロール方法。

◇「一流」と「超一流」を隔てる壁。

ヒトの無意識的な反射・反応を踏まえ、
実践(本番)でパフォーマンスを最大限引き出す
究極のメソッドをお伝えしていきます。

こんにちは!


「こころ・からだ」の繋がりを追求する
たーきーです^^


今日は姿勢や動作の基本

【股関節での捉え】



捉えたニャ!

です。


立つ・座る・歩く・走る・物を持ち上げる・投げる・踏ん張る・...


など地上で動作を行う上で重要なポイントの1つのとして挙げられるのが、

「股関節で捉える」

ということ。


筋肉を意識して「使う」でも「持ち上げる」でも「支える」でもなく

骨もしくは玉の意識で軸をつくり
「捉える」「乗っかっている」イメージ。


個人的に「筋肉は緊張(意識)させる」とか「筋肉を使っている」イメージをするのはオススメしません^^


なぜなら
主動筋が働くのは良いのかもしれませんが
拮抗筋まで働いてしまうと、
メインでやりたい動きのブレーキになってしまうからです

前回の記事にも繋がってきますが
ブレーキを踏みながらのアクセル発進は
身体に負担がかかりやすく、
なにより疲れ易くなってしまうので注意^^


それでは、
【股関節で捉える】練習法を
文字で説明することができるかわかりませんが・・・
やってみます!笑



いろんな体位がありますが
今回は「膝立ち」でやってみましょう^^


直に床で膝立ちをすると
膝が痛くなってしまうと思うので

ヨガマットを敷くかタオルをお膝に当ててやってみてください。

それではまず、

膝立ちのまま
膝で床を押すようにして頭を高い位置にします。
意識的に「膝ピン」状態を作ってみましょう。





(ちなみにこの状態での膝立ちもしくは立位は個人的にオススメしないです^^;)

そこから股関節に膝カックンをくらったように
ストン。と
前もも+おしりの緊張をゆるめます。



こんな感じ。
(ちょっと極端ですが…)

これで中心軸での股関節の捉えポジションはなんとなく出来上がります。

さらに股関節で捉える感覚を掴むために、
片足ずつ重心をかけるように体重を移動させます。


軸ができている状態だと
左右に「ハマる」ところがありませんか?

(逆に
膝ピンした状態で体重を片足ずつ持っていくとグラついたり
際限なく傾くことができてしまいます。)

そのハマる感覚が
「股関節で捉えている」ポジションです。

まずは右だけ(右股関節重心→中心→右股関節重心→中心→…)を繰り返しやってみましょう^^


動作中、
無駄に筋肉が力むことなく
全体が協調しているので長時間その姿勢をキープ、もしくは連続で動作を続けても辛くないはずです。

逆に長時間続けていると辛い。特定の筋肉が疲労する。
という場合は軸ができていないか
股関節で捉えられていないかもしれません。


一度立ち上がり
股関節で捉える練習をした
右足重心に立った時と、
まだなにもアプローチしていない
左足重心に立った時の違いを感じてみましょう。

感覚としては様々あると思うので僕の感覚は控えておきますが、

しっかり股関節で捉え、
床を踏むことができれば日常での生活や
競技ならパフォーマンスも上がりやすくなることと思います。

さらに発展させていきましょう!^^


また膝立ちになり

今度は

左右交互に股関節で捉えていきましょう。

膝立ちでその場足踏みをしているようなイメージです。

意識は股関節に置いて、身体の筋肉が緊張していないか、緊張しているならどうすれば楽になるのか自分の身体で探してみます^^

何往復かやり、股関節が捉えられたような感覚が掴めたら
立ち上がり、そのまま歩くと楽にスムーズに歩けるはずです。


1つ
注意点としては、
決して頑張らないこと。


楽に続けることでより感覚も研ぎ澄まされ動きが洗練されてくるので
ぜひ反復してやってみてください^^


ありがとうございました!