Gacktって方を初めて知ってから今年で20年にもなるらしい。
中学生だったかな、、、吹奏楽部でエンターテイメントをやりたいって脳みそだった僕にはMALICE MIZERのライブがとてもとても衝撃的で、
しかもGacktがカッコイイ。一挙手一投足がカッコイイ。

V系が好きだったけど、ビジュアル自体はあまり重視していない(まぁ、男なのでね、いちおう)ような聞き方の中で、あんなに作品ごとのビジュアルが楽しみだったのは後にも先にもMALICE MIZERくらいだったかなと。

今の彼のキャラクターや歌唱力や発信するカルチャーはもはや完全無欠なGacktワールドが構築されているけど、、、正直、インディーズのころ、彼は歌が下手だった。
曲自体もとんでもないコード進行や転調、変拍子が入り乱れて、ライブで臨時記号落としたりとかちょいちょいありました。そんなのも懐かしい。
ストイックを絵に描いたような方のようなので、それこそものすごい努力をして今の声量、歌唱力を手にしたんだろうなぁ。

この20年、ブレないのはGacktが絶対的にお客さんを愛しているというか、楽しませたい、伝いたいという姿勢。彼はそのライフスタイル・思考自体がもはや表現になってきているけれどね。
濃密なストーリーのライブの中でも本当に面白いMCがあったり、企画があったり。
これは本当にエンターテイメントをアマチュアででもやっている人は見習いたいところ。
プロ・アマ関係なく(もちろんプロはさらにシビアな要求があると思うけど)、一人でもお客さんが客席に足を運んでくれているのなら、その人に何かを持ち帰ってもらえるパフォーマンスじゃないとまったく意味が無い。
自慰行為のようなエンターテイメントなら、お客さんに来てもらう必要もない。
お客さんに対して、(もちろんスキルのレベルはあれど)恥ずかしくなく全力かどうか、お客さんのことを考えているかどうか、これはすごく大事なことだと思う。

少し話がそれたけれど、最近Gacktのブログを読んでいる。
ちょっと年上のアニキから、メッセージをもらっているような気分で、食や社会、エンターテイメント、いろいろなヒントがあるブログなのでとても気に入っている。

そこからちょっと抜粋させていただいた。
なんか、わかるでしょ?

http://blog.gackt.com/?p=4409
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遊びってのは空いた時間にやるモノじゃない。
その時間を無理矢理にでもしっかりと割いて、
【遊ぶスケジュール】を組み入れてやることだ。

これが今の日本人に足らない考え方であり、
身につけなければならない概念だということを
理解すべきだ。

【多いに働き、大いに遊べ】

わかるか?


ボクの名はGACKT。
座右の銘は『Mr. PLEASURE』


本気で遊べるようになれば、
もっと素適な笑顔が出来るようになる。

オマエの顔が暗いのは、
世の中のせいじゃない。

オマエが本気で遊べなくなったから。
さあ、今すぐ遊びのスケジュールを入れろ!!
心が求めてるのは本気の遊びだ。