亡くなってから、しばらくは。
弱ってから。
介護が始まってからのペコちゃんの姿ばかり。
思い出していました。
しかしながら、最近は。
まだ元気だった頃。
お庭を走り回っていた姿。
お散歩に行っていた姿。
夕飯の時に、おねだりする姿。
大好きな父が帰ってきて喜ぶ姿。
月に一度のフィラリアの薬を。
嬉しそうに食べる姿。
お気に入りの毛布にくるまる姿。
シャンプーの後のモコフワな姿。
車に乗るのが嫌いだったから。
何処かに出掛けたりした思い出は。
殆ど無いけれど。
家や近所で元気に笑う彼女の姿が。
いくつも鮮明に思い出せます。
思い出す時は。
まだまだ涙も出るけれど。
でも。
同時に微笑んでいる自分も居ます。
こうやって。
少しずつ自分の中で。
受け入れて落ち着いていくのだと思います。
別れの寂しさや悲しさを。
彼女との幸せな思い出と。
彼女のことが大好きな気持ちで。
乗り越えていくのだと思います。
そして、もう一度。
出会える日まで。
ずっとずっと。
大好き


