捕まえて戻る間。

体力は。
とっくに限界を越えているし。


本当に本当に。
しんどかった。


山の中。

自分自身も。
軽く迷子で不安だし(苦笑)




でもね。

不安や疲れよりも。


無事に捕まえられた安心感。


そして。

なんとしても。
みんなの元に戻らなきゃいけない。

という使命感。



それだけだった。


歩きながら。

「私、あなた達を絶対に護るって決めたの。だから絶対に一緒に帰ろうね」

って。
声をかけ続けた。





走っていくワンコを最初に見た時。


blogで読んだ。


他県のボランティアさんでの。
脱走の末の悲劇が頭に浮かんだ。



「あの仔を、同じ目に合わせるわけにはいかない❗」


必死だった。



だから車を。

滅多に車が通らない道とはいえ。


ど真ん中に放置して。

調度通りかかった人から。
他のボラさんに苦情が(苦笑)



でも。

そのおかげで(?)


他のボラさんが。

その仔の脱走に気付いた。
(他のワンコとは別の場所に居るワンコだったので)

だったら。
全てが結果オーライだよね?





忘れ物をして。
いつもより遅く着いていたのも。

何かの廻り合わせとしか思えない。




もし。
誰も気付かなかったら。


もし。
車の多い通りに飛び出していたら。




今頃。
blogなんて書けない事態になっていたかもしれない。









試されたのかもしれない。

私の決意を。



神様か。

あの仔達に。









大丈夫。

何があっても。



絶対に絶対に。

護るから‼