皆様こんばんは☆
影響を受けた芸術家と作品は誰ですか?
というメッセージをいただきますので、お答えします♪
たくさんいますのでまずは、この方。
私が音大時代に特に力をいれて勉強した
Sergei Sergeievich Prokofiev。
ドラマの「のだめカンタービレ」では「ロミオとジュリエット」が流れていて、
ソフトバンクのCM曲でも使われていますね☆
私は影響うけた作品はたくさんありますが、
中でも「束の間の幻影 No.1」。
これは、最も苦しんだ作品です。
練習の時やレッスンの後、弾けなくて何度も悔しくて泣いて・・・笑
MDで、弾く度に録音して、聴いて聴いて聴いて聴いて・・・。
しまいには、海外のある先生のレッスンを受けた時、
その先生があっさりとそれを弾いてしまい、
また一音に広がるあまりの世界に、弾けなくなってしまった。。。
なんてこともありました。
でも、「束の間」があったからこそ、今の私がいます♪
彼の作品があったから、今の私がいるのです。
あ~なんかあの頃が甦ってきました笑
一日、何時間弾いてたかしら。
もう大学が閉まる直前まで、
(いや閉まってからも・・・警備員のおじさん毎晩ごめんなさい笑)
友人達とずっと練習して、Prokofievのコンチェルトやソロ曲を弾いて、
弾き合いして、意見言い合って、良い曲聴いて感動しあって・・・
また、恋愛と絡めて泣いてたり・・・笑
特に・・・グリークの2楽章は、泣きます。
Duoの相方の由梨ちゃんのグリークは最高。
私を泣かせたい方は、グリークを聴かせると良いですよ笑
あれ?脱線・・・そんなことはおいといて・・・
何より、「彼の作品を勉強しなさい!」と
課題を出してくださったT先生に一番本当に感謝しています。
あの時のレッスン風景は忘れもしません。四年の4月の出来事でした。
きっと、「なんて音楽性のない子・・・」と思われていたと思います。
本当に私テクニックでしか弾いていなかったですから。。。
だからきっと卒業してから、私が音楽の仕事をするというのも
考えられていなかったと思います。
でも、いつも温かく見守って下さっていました。
一音の大切さ。一音の表現の難しさ。
音と音の間に生まれる空間と世界。
音が生まれだす瞬間と無くなってしまう瞬間。
音楽は生き物だから、そこをちゃんと見てあげないといけない。
先生に感謝です。。。
これを少しずつですが、理解出来てから、
アンサンブルものも少しずつ強くなりました。たぶん・・・笑
いちいち顔を見なくても、フレーズの最後の方になると、
なぜか、次こう出たいのかな?とかこのタイミングでくるな・・・とか
そこに流れる空気で察知できるようになってきていました。
私とアンサンブルする方は知っていると思いますが、
ほとんど、顔を見ません。いや、全く見ない訳ではないですよ!!
何が言いたいかと申しますと、
ソロだけでなくアンサンブルにまで影響を及ぼした作曲家ということ。
卒業をしてからも沢山のご褒美をいただきました。
ちなみに、「束の間の幻影」の抜粋と「悪魔的暗示」。
これは、私が卒試で演奏した作品ですが、
国音始まって以来、歴代一人もいない、前代未聞のセレクト。
ちょっとびっくりでした☆
アンサンブルに関しては、Prokofievや先生方のお話をしましたが、
たくさんの共演者に恵まれたというのも私にとって宝物です。
色々なことが影響しあえる環境にいられたのだな~と
ブログを書いていて実感しています。
まだまだ欠かせない方達はいます。
次回をお楽しみに☆
それから、コメント欄、オープンにしました☆
私のサイトはBBSもなく、コンタクト取れるところがない!
という意見をたくさんいただきました。
確かにそうですね・・・><
また、コメント宜しくお願いいたします♪