令和4年度福岡県高等学校ラグビーフットボール大会 兼 第75回全九州高等学校ラグビーフットボール大会福岡県予選大会5月1日より開催。

 

 

東福岡の優勝に死角はない。

今春の選抜大会準優勝メンバーには超高校級が揃う。

昨冬の花園でも主力として活躍したFL/LO大川虎太郎(3年)、LO舛尾緑(3年)、CTB西柊太郎(3年)、FB石原幹士(3年)を中心に、選抜大会最多トライのWTB上嶋友也(3年)、2年時から全国大会でスタメンを経験しているSO高本とむ(3年)ら有力選手が多数。

5月11日に発表された2022年度高校日本代表候補第1次メンバーには、前述で紹介した選手に加え、HO中山健太郎(3年)No8藤井達哉(3年)の8選手が選出された。

新人戦の準決勝、決勝は新型コロナウイルスの影響で行われなかったが、昨年度の花園予選決勝では80-0で勝利するなど県内敵なし。

 

対抗馬の筆頭は修猷館

2月の全九州大会にて花園常連の高鍋を下し、14大会ぶりに選抜大会に出場した。その選抜大会では、1回戦で秋田工業に勝利。2回戦で敗れたものの、桐蔭学園に前半0-10と健闘した。

LO原田恒耀(3年)、No8米倉翔(3年)、SO島田隼成(3年)と下級生時から試合に出場し、全国レベルで通用する選手を揃える。島田主将は、2022年度高校日本代表候補に選出されている。

昨年の花園予選決勝0-80で敗れた東福岡とは、新人戦決勝が新型コロナウイルスの影響で行われなかったため、今大会の決勝で当たれば、新チームでの初対戦となる。どこまで肉薄できるか注目である。

 

県内No2の座の奪取に燃える筑紫

1年生時に花園を経験しており、ゲームメイクに定評があるSO井上晴貴(3年)が中心。

昨年度の花園予選準決勝では12-31で県総体では勝利していた修猷館に敗れた。順当にいけば、準決勝で修猷館と当たる。激戦必至の注目カード。

 

県内4強の一角、東海大福岡

注目は留学生のCTBウィスリー・トンガ(3年)。身体能力を活かした破壊力のあるプレイが魅力。

1月の新人戦準決勝では修猷館に敗れたが、前半はリードしていた。順当にいけば、準決勝で東福岡と相対する。

 

好選手を輩出する福岡小倉東筑も4強入りを伺う。小倉は、2022年度高校日本代表候補に選出にされたFB瓜生丈道(3年)を擁する。抜群のスピードが魅力で、TIDユースキャンプ、セブンズユースアカデミーの参加経歴を持つ。

また、4強経験のある浮羽究真館にも注目。

かつてAシードを獲得していた明善は今大会も合同での出場。

 

大会は5月1日~6月5日まで行われ、上位2チームが6月17日より行われる全九州大会に出場する。

 

各校の熱い戦い、また、好選手の登場に期待したい。