第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会福岡県大会が10月10日に始まる。
本命はやはり東福岡。
22大会連続での出場に死角はない。
昨年の主力が多く卒業するなか、今春の選抜大会では、桐蔭学園を破り優勝。
高校日本代表候補、PR西野、HO赤星、LO甲斐、FL/No8茨木、大西、蔵森、SH朝倉、SO楢本、CTB平、平山の10人を擁する。
それに加え、1年時から花園に出場した主将FL八尋、選抜大会でトライを量産した快速WTB遠藤などタレント豊富。
東福岡に他校がどれだけ食らいつけるか以下の2校に注目したい。
昨年度は、第2地区代表として花園に出場した筑紫。東福岡とは県決勝で激戦を繰り広げてきたが、ここ近年は大差での敗戦が目立つ。
2月の新人戦では83-0と大敗するも、6月に行われた全九州予選決勝では、48-12と差を縮めた。特に、前半は12-12と接戦をみせ、可能性を感じた。
昨年度、第2地区決勝で筑紫相手に涙をのんだ修猷館。下川甲嗣(サントリー)ら好選手を輩出。大学ラグビー界でも、楢本(筑波大)、鬼木(慶應)などが活躍中。ちなみに楢本は前出の東福岡楢本の兄。
順当なら準決勝で筑紫と当たる。
新人戦では、準決勝で東福岡に敗れるも、50-7と筑紫以上に健闘した。全九州予選では、準決勝で筑紫と対戦し、28-24と接戦のすえ、敗れた。
昨年メンバーが多く残るBK陣がタレント豊富。
特にFB/WTB福島秀法が注目で、高校日本代表候補、飛び級でU20にも選出された。その体格とスピードでNo8もこなす。中学時代、福島とともに県代表に選出されたCTB大内田にも注目。
Aシード争いにも注目。
全九州予選でAシードの座を失ったのは、浮羽究真館と東筑。順当ならばベスト8をかけて、それぞれ全九州予選で敗れた西南学院、福岡と当たる。リベンジを果たせるか。
ちなみに、東筑は中野将伍(サントリー)、西南学院は中靏隆彰(サントリー)、福岡は福岡堅樹の母校。
各校熱い戦いに期待したい。