前日から某週刊誌で騒がれ出したすばるくんの脱退。
最初は感情が1ミリも揺るがないほど、またかよはいはいくらいの気持ちだった。
だって脱退だよ?結婚ならまだしも。
流石に無理あるだろ。
あの方の火消し?なにそれ笑 くらいの気持ちだった。

それなのに、翌日15日に緊急会見?
まあそれもどこからの情報かも分からないし。
そう言いながらもなぜか心に少しモヤモヤが。


でもまさかね、アルバムもツアーも決まっていて、15周年を来年に控えてこのタイミングでさ、あのすばるくんが脱退なんて100%無い。



そう思ってた。





2018年4月15日 午前10時前。
FC宛にメールが来た。
午前11時に大切なお知らせがあると。
フリーズした。
いやまさかね?海外公演とか?

twitterを見ると他G担の方が、大切なお知らせでいい知らせが来たことはないと。

いやでも関ジャニ∞だよ?
そんなことだって覆してくれるんじゃないの?
そんな気持ちとは裏腹に、スマホを持つ手は震えてたな。



11時。
ぴったりには繋がらなくて、出勤するために駅に向かった。


11時10分。
映し出されたスマホの画面。
5行読んで涙が止まらなくなった。


理解できなかった。理解できなかったはずなのに、涙が出てきた。


ずっと尊敬し、不器用ながらも愛を向けていて、その気持ちのあまり気まずいと言われていた亮ちゃんの気持ちを。

彼のことが本当に大好きで、誰が笑うよりも彼が笑うと嬉しそうだったマルの気持ちを。

彼の説得力のある歌声が好きだと、音楽が好きだと、全く照れずに真っ直ぐな目で言っていたヤスの気持ちを。

彼といるといつも笑っていて、彼の後ろでしかドラムを叩きたくないと言った大倉さんの気持ちを。

彼といるときの笑顔が本当に無邪気で楽しそうで、彼とはメンバーでもあり幼馴染みでもある村上くんの気持ちを。

村上くんとともに彼と21年という長い時間を、ともに駆け抜けてきたよこちょの気持ちを。



涙が止まるわけがなかった。

職場でも泣いた。

休憩中に会見を見て泣いた。

帰りの電車で泣いた。

自転車を漕ぎながら号泣した。
嗚咽が止まらなかった。



彼らはもう大人で、彼らにとってアイドルというのはお仕事で。
長い時間をその世界で過ごしてきた以上、感情的にならずに、大人として、あの会見をやったことは分かってる。


でも、大人になんかならないでほしかった。
もっと感情的に泣いて怒って拗ねてほしかった。
それでもすばるくんをとめてほしかった。


彼らがすばるくんと過ごしてきた時間は、私には到底計り知れないくらい濃くて大切でかけがえのないものだったことくらい分かってる。
しつこいくらい止めたと、嫌だという気持ちを伝えたと、それでもすばるくんは揺るがないほどの夢を持ってしまったことも分かってる。
だからこそ背中を押す決断をしたのも分かってる。
6人の関ジャニ∞を、渋谷すばるを、応援しなきゃいけないのも分かってる。






でもやっぱりいやだよすばるくん、、






関ジャニ∞がファンを、eighterを1番に考えて大切にしていることなんてeighterである私が1番知ってる。でも。

ファンが何万人集まったところで、あの6人が止められなかったのだから、あなたの気持ちが変わらないのなんて分かってる。

ファンが何万人集まったところで、あなたが抜けた穴を塞いで、あの6人を支えることが出来ないのも分かってる。


あなたたちの側に1番寄り添っているつもりだったけど、こういうときにやっぱりなにもしてあげられない。

スマホの画面を見て、ただただ泣くことしかできない自分の無力さが嫌になる。





すばるくん。
エイトを応援しててこんな日が来るとは思ってなかったよ。
エイトは絶対大丈夫って思ってたよ。
10年後も7人でいるって当たり前に思ってたよ。
一生あなたたちのアイドルですって言ったよね?

あれから5日たった今も心にぽっかり穴があいたままだよ。
飲み込むにはまだまだ時間がかかりそう。