本日1月22日は
フランス人俳優で演出家でもいらした
ジャン=ルイ・バローさん
(Jean-Louis Barrault)の御命日


フランスの虜でした結婚前の主人から
「観てごらんなさい、この名作を!」
と勧められ、初めて拝見したフランス映画が
バローさん主演の『天井桟敷の人々』でした


幼い頃から、クラウンやマイムに興味を持ち
当時、芝居を勉強中でありましたわたしは
バローさん演ずる繊細な“ジャン・バチスト”に
すっかり魅了されてしまいました

昨年末には、青山の銕仙会にて開催されました
“能役者” 清水寛二師 主催『実験工房』にて
清水師 演出のお舞台と共に
バローさんの大変貴重な映像を拝見致しました


観世流 能楽シテ方の観世寿夫氏と
バロー氏が、演劇について語り
個々の表現方を披露する内容でした

素足にスキニーパンツ、白いシャツの
胸ボタンを多めに外した出で立ちで
鐘を撞く場面等を演じていらっしゃいました

そのバローさんが我が家の近くでお眠りとは...
26年前の1994年1月22日83歳でご逝去とのこと
徒歩5分のパッシー墓地へ御参りに伺いました

不謹慎と思いつつ、哀悼と敬意を込めて...




昨日観劇で伺った“マリニー劇場”が
奇しくも、バローさんが1946年から10年間
『ルノー=バロー劇団』を主宰し
活動されていた劇場であったと本日知った次第...

“マリニー劇場”はシャンゼリゼ大通り沿いの
公演内にある円形の劇場



劇場内にワンちゃん⁈


どうやら劇場の看板ワンちゃん🐕
お客様へのご挨拶まわりに忙しそうでした😊














この日拝見しましたのは
ブロードウェイミュージカル
『FUNNY GIRL』
英語での上演、歌と踊りを堪能しました

バローさんが
この舞台に立たれていたのだと思うと
時空を超えて不思議な感覚...

また改めて
『天井桟敷の人々』を観たくなりました...😊