ポイヤック村の南、サン・ジュリアンとの境にあるのが、Château Latour シャトー・ラトゥールです
ボルドーでは、出来るだけ自然に近い環境でワイン造りを行うため、ぶどう畑に水やりを行うことはしません
今年の夏は稀にみる日照り続きで、メドックのぶどうの収量は、かなり少なくなりそうですが、しっかり甘みが凝縮していました
メドックでも、ビオでぶどうを育てるシャトーは、たくさんありますが、べと病が広がった時、打つ手がなくなるので、あえてビオ認証を取らないシャトーもあります
さらに、農業に自然の力を活かそうという考え方が、ビオディナミ農法です
牛の角に牛糞を詰めて畑の隅に挿し、宇宙のパワーを畑に集めるとか、ぶどうの収穫時期など大事な作業のタイミングを月の暦で決めるという話は、宗教としか思えません

