本題の前に、東京都の「性自認及び性的指向に関する計画素案に関する意見募集」について。

 

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意見を提出できる方は、ぜひご協力ください。よろしくお願いします。

 

 

では、本題。

 

宮城女子学院大学が日本の私立女子大では初めてトランスジェンダー女子学生の受け入れを表明しました。

 

誰でもトイレの整備を進める、と言う事について「隔離的だ」と捉える向きもあるようですが、大学からトランス開始する移行初期の学生が地方では多い可能性を考えると、大事なことだと思います。そういった学生も受けれようという大学の意思も感じます。

 

誰でもトイレで着替えも出来るようにする、と言うのも、移行初期で自宅から女性装で通学することにまだ抵抗がある生徒への配慮をしっかり考えているんだと、わたしは捉えています。

 

地方の方が、セクシャル・マイノリティーへの風当り強い事は、わたし自身も実感しています。女子大に娘を送る"普通の"親の気持ちを考えたら、火中の栗を拾うのはリスクでしかない。それでも、女子大の存続意義としてトランスジェンダー受け入れの表明を選び取ったんじゃないのかな。

 

そう言う意味でも、宮城女子学院大学には期待したいと思います。

 

 

それはそれとしてさ。またぞろ「自称するだけで"男"が入学できるなら…」みたいな"素朴な"トランス女性加害・排除発言が大量に湧き上がってますね。

 

職員はもとより、女子大で大学院では男性学生も受け入れているところは元々あるんです。しかも、日本で女子大に入るのは圧倒的に現役の高校生が多いです。あなた達が"素朴な不安"で加害・排除しようとしているのは、今、(きっと)辛い思いをしながら高校に通っている10代の未成年の子だよ?

 

自分がどんな酷い事をしているのかの、認識がないよね。そしてその事こそが、差別や排除をしてしまう人が「属性で当然のように人を攻撃する」心理を明らかにしていると思います。

 

「差別感情があるのは人として当たり前のこと」。自分の差別感情に気付いて引き返そうとするかどうかが、差別を振りかざす人なのかどうかの分かれ目です。立ち止まってくれる人が一人でも増えたらいいなぁと、わたしは願っています。

 

 

あのね、不安を感じる人はね、「生まれた時の性別とは違う性別で全社会生活を送る」と言う事の重さや大変さを、軽く見過ぎだと思います。分かりにくくならないようにトランス女性に限定して話してみます。

 

家を出た瞬間から、指さして笑われたり暴言を吐かれたりしながら外出するんだよ。女子トイレに入れば通報されて取り調べを受けて遅刻。男子トイレに入れば性暴力や暴力の被害を受ける可能性があるよ。

 

学費を払うためには、親にカミングアウトが必要だよ。もしかしたら、即座に親子の縁を切られるかもしれない(経験から言って、当事者自身でも想像できないくらい、その可能性は高いと思う)。その時はどうやって生活して行こうか…

 

学歴が「女子大卒」になるんだから、もう後戻りは出来ないよ。文系・理系や生物・物理の選択程度の事ですら悩みませんでしたか? 桁違いの決断と、親の説得が必要なんだよ。

 

あのね、"学業以外の目的で女子大に進学しようとする…"って、ここまでしてでも「女性としての経験を積みたい」っていう血を流すような思いの他に何があるって言うんだ。

 

そういった事を何とか乗り越えて就職活動をしたら、女性は差別される。損得で考えたら得なんか何も無い。トランス男性だって同じだから。2級男性として・女として一生差別されるかもしれないんだからね。

 

そう言う事を乗り越える程の真摯な思いが無ければ、到底、生まれた時と違う性別で受け入れられて暮らしてなんか行けないって言う事は、加害・排除発言がこれほど多いことが証明していると思いませんか。

 

 

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桃とモッツァレラチーズの前菜


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