友人の結婚式に行ってきました。
新郎も新婦も元の会社の同僚なので、当時の会社のみんなが勢ぞろいです。
「あれ、この女の人だれだろう…え?ユーキさん!!」
(^^ゞ
みたいなことは起きるはずもなく、「知らない長髪のおじさんだと思ったら○○さんかぁ」
ま、元の会社もグループ企業ですからね。一応、会社への配慮でスーツで参加…
そんな結婚式で色々と思ったことを書いてみます。
嫌な思いをした件①
わたしの髪型の事を色々とネガティブに話す人。
「前の方が良いよ」
「どうしたの」
まぁ、分かってることだけど、面倒だわ。
「髪型の件は、それで上司と喧嘩して降格されてるんだからほっといて!」
で封殺。
嫌な思いをした件②
友人の一人が議員になってて、杉田水脈議員とも知り合いです。
「全体の文脈を見たら変なことは言ってない…」
「その話は今日は止めて。わたし大っ嫌いだし、結婚式で議論とかしたくないから!」
結婚式の場だからこそ、思ったことがあります。
友人は、新婦とはもう何年も付き合っていて、去年には入籍も済ませています。お互いの両親とも旅行に行ったり、実家に泊まりに行ったりしています。
それでも、親戚や友人一堂に見守られて式を挙げて、みんなに祝福されている姿は眩しいものでした。
で、結婚式を挙げて、みんなに祝福されることをこれほどまでに良い事だとみんなが思っているなら、それを同性愛には認めないことについてはどう思うのか。
愛している人と入籍も、法的な庇護を得る事もできない。親戚・友人一同(仮に賛同する人だけであったとしても)に祝福される式を挙げる事なんか、想像する事すら難しい。
それは、その人自体を否定していることだと、なぜこの場で思わないでいられるのか。
特権には2種類あると思います。
他の人にはできない特別なことが自分だけできる権利、と、自分たちは普通の事だと思っている事ができない人を無視できる権利。わたしだって会社への配慮で男装してこの場にいる。
差別って、この2番目の特権に無自覚でいられることなんですよね。
そんな事を考えながら(でもそれなりに楽しんだりしながら)3次会まで参加したら、悪酔いしちゃいました(>_<)
ふ~んだ。負けないぞ。