無料講座で、来月が最終回。一回ごとに独立したテーマだから、最後だけでも勉強になると思います。興味のある方は行ってみてください。

 

8回とも全部聴講するつもりだったけど、手術の準備や手術中だったりで第5回と第6回を聴講できませんでした。今回は頑張って円座持って行ってきました。

 

連続公開講座『LGBTをめぐる法と社会』 HPはここです

 

特に第5回のLGBTと行政(地方自治体)の回は聞きたかったんだけどね。渋谷や世田谷と違ってわたしの自治体は保守的なので、状況を変えるヒントがあったかもしれない。

 

で、今回は「日本は婚姻平等に向かうのか」って言うテーマでした。今回はちょっと聴講者が少なかったけれど、制服を着た高校生らしき人もちらほら。

 

登壇した先生は4人で、ざっくりと「①同性婚法制化の過程:諸外国」 「②同性婚法制化の過程とその後:アメリカ」 「③日本の関連する判例」 「④日本の同性婚反対論」が内容でした。

 

個人的に勉強になったというか、なるほどと思ったのは、諸外国で婚姻と同等の効力を持っていたとしてもシビル・パートナーシップ法が不十分と判断されてきた理由。

 

婚姻の可能性を代替的な別の制度の提供によって排除することは、そのこと自体が差別につながる、って言う話でした。

 

 

トランスジェンダーに置き換えると理解しやすいよね。「男性用・女性用とは別にLGBT用のトイレを用意するから、あなたはそっちを必ず使いなさい」、みたいなことだから。誰でもトイレも有った方が良いけれどね。

 

 

その他にも色々と勉強になった。で、講座内容からは離れるけど個人的感想を一言。

 

日本でも同成婚が認められて欲しいし、その時にはいまだに女性に差別的な婚姻に関係する法律(離婚後の結婚禁止期間とか、世界で日本だけ夫婦別姓が認められていないとか)も変わって欲しいなと思いました。