先週の土曜日ね。朝ごはんを作ったら、思った以上に美味しそうに出来て、白→赤ワインと両方飲んでしまった。

 

当然、お昼寝してからお出かけ。午後の講座だったけど、時間ギリギリになって洗車しに行く時間が無かった(>_<)

 

「LGBTをめぐる法と社会」って言う連続講座。第1回は「府中青年の家事件を振り返る」って言うテーマでした。都の施設の利用を同性愛者の団体だからと言って拒否された事件が裁判になって、高裁で原告同性愛者団体が勝訴・確定した事件。

 

判決文に、同性愛者の人権を書き込んだ画期的な判決につながった有名な事件ですね。

 

裁判の経緯についても興味があったし、その裁判に対してゲイの人たちからの批判があったことも、興味がありました。最近の“活動家が嫌いな当事者”みたいな話と通じるところがあります。過去の実例からわたしも学べる事があるかもしれないと思って。

 

個人的には「自分は困ってないんだからほっといて欲しい」「だからセクマイはめんどくさいって言われるんだよ」みたいな、当事者側からの攻撃には違和感を感じます。

 

例えば当事者の同性婚批判とか。フェミニズム運動の人の、結婚って言う制度自体を批判する立場なら分からなくもないけど。それでも同性婚が出来なくて困っている人が権利をを求める事を批判するのは違うと思うし。あ、脱線。

 

講座に話を戻すと、「クローゼットなら安心して暮らせるという、そのクローゼットは社会から与えられたもので、与える側がいつでも取り上げることが出来る」って言う話にとても共感しました。

 

色々と自戒を込めてだけど、他の人の立場・困難の訴えを批判するのは、多様性の否定だと思うので、色々な人の話をよく聞いて理解したいと思いました。

 

あ、裁判の代理人をした弁護士の先生、講演の中身も良かったけど、素敵な人だった♡ 法を通して社会をより良く変えていけるって言う、法律家としての信念みたいなのにちょっと感動した。

 

そんな週末でした。