この間のお休みでジェンクリに行ってきました。そこでのカウンセリングでちょっと今までと違う流れの話になったので、軽く情報共有です。

 

ホルモン剤の適正な摂取量は、個人差が大きいのであくまでも一例として読んでください。

 

まずは、注射に移行する前の状況の振り返り。血液検査の結果を見ながら、最初はプレマリン0.625を3錠/dayから始めましたが、男性ホルモン値が下がらないので先生と相談しながら5錠/dayまで増えたところから、確定診断が出てからペラニンデポーの注射に移行。10mg/weekから始めて現在は20mg/weekになっています。

 

その後、除睾手術を受けたところです。

 

注射の容量を減らすことも検討してましたが、やっぱり2週間に一度だと注射前にはホルモン値が下がっているので、減らすほどじゃないかな~。って言うのがわたしの感覚。

 

で、カウンセリングの時にプレマリンを追加で飲んでいるか、先生に聴かれました。1週間たったところから2錠/dayで飲んでいて、注射の2~3日前から3錠/day飲んでます。

 

除睾手術前は、プレマリンを追加しなくても良いんじゃないか、と言う話で、わたしもレースや仕事が忙しい時以外は飲んでなかったんですが、手術後は一応、追加で飲んでおいた方が良いでしょうとのこと。自前の性ホルモンがほぼ無くなっているので、骨粗鬆症や更年期障害の症状が出ないようにとのことでした。

 

手術後は、同じ量でも注射の効きが長く持つ感じがあるし、手術後の最初の血液検査前はあえてプレマリン追加しないで体調を見ていましたが、体感としてはそれほどマイナスは感じていません。でも、しばらくの間は一応、注射1週間後をめどに徐々にプレマリンも飲んでおこうと思います。

 

近いうちに骨密度とか測っておいて、変化とか見ておいた方がいいかもですね、年齢も年齢だし(>_<)

 

 

冬服のお話。

 

やっぱり、レディースのトップスはサイズが難しいです。売ってないんだもん。パンツやスカートは普通に変えるけど... トップスは一応、Z〇RAとかウニ黒の店舗で目星をつけて、ネット専用サイズを通販で買うんですけど。ギリOKの時と、ちょっとイタイ感じの時があるワン。

 

前にも書きましたけど、わたしがレディース服を買うのが恥ずかしいのって、レディースだからじゃないんですよね。入らなそうなのを選んだり、買うのが恥ずかしいの。

 

そういえば、学生時代のメンズ服も同じだった。ちょっと素敵な服はみんな小さいから、試着とかすごく恥ずかしかったもの。でも、男子は背が高い方がかっこいい的な面もあるので、頑張って試着してみて、「はは、ちょっと小さかったですね」でまだ良かったけど。

 

去年も寒くてZ〇RAのコートを通販で買ったけど、明らかに丈が短かった。寒いから着てたけど... そんなわけで、今年は薄着で我慢してたら、風邪ひきました。そろそろ限界なので、海外通販でコートを買ってみた。今度こそ、着れるといいなぁ。

 

 

LGBT対応のお話。

 

この間、MtF用のレディース服ブランドを立ち上げた人のインタビューで。「企業のLGBT対応は、本業をもっとすることから始めれば良い。服屋はもっと服を売れば良い」って書いてあって、ホントその通りだと思いました。で、それが結構難しいことなのも、わかる。売れ残りのリスクとか、既存の顧客の反発が怖いとか。誰でもトイレを設置するとかよりも、ずっと継続的に本業の利益を圧迫するでしょう。

 

でも、やっぱりわたしが悲しいのは、普通に女性なら提供されるサービスが受けられないことで、その他に特別扱いをして欲しいなんて思っていないんだよね。洋服屋さんで洋服が買いたい。靴屋さんで靴を選びたい。わたしのパス度だと、下着屋さんで下着を買うのは他のお客さんの気持ちを考えるとちょっと遠慮しちゃうけど、せめてサイズの相談には乗ってほしい。

 

そんなことが、実は一番難しい対応なんだろうなって思ってました。

 

でも、国連高等弁務官事務所の記事を読んで、世界はもっと先まで進んでるのにも最近 気付いた。

 

Standards of Conduct for Business

 

リンク先の、「公の領域で行動する」の項目。素敵ですね。ま、賛同している企業でもわたしのサイズはまだ買えないし、本文中の国連事務総長も、自国に戻ったらLGBT対応の発言が後退しちゃったりとか、あるんですけど。

 

でも、未来を信じる気持ちにはなれますよね。