今日、初めてジェンクリ行ってきました。いい年して迷走続けてるのもどうかと思うし、自分なりに折り合いつけるのには必要なことだと思ったので。

 

最初の問診票の記入だけで45分くらいかかりましたが、こちらも目的は自分をちゃんと理解したいというのが目的で、ホルモン治療やGID診断が直接の目的ではないので特に急いでいないし、きちんと診てくれるという安心感が大きかったです。

 

問診票を書いているときは下向いて集中してるし、その後も恥ずかしいので下向き加減だったんですが、先に診察を受ける人がよばれていくのを何とはなしに見てると、MtFと思われる方が何人も… みんな若くてすごくきれいな人ばっかり… もっと淡々と、理路整然とした気持ちで受診できるつもりでしたが、この時点でいい年してなんだか悲しい気持ちになってきました。いやいや、こんなことでへこたれてどうする!やっと自分に向きあおうと決めたんだから、こんなの大丈夫だし!

 

診察は、とても丁寧で安心できる雰囲気で、受診してよかったと心から思いました。理路整然と受診してくるつもりでしたが、受診のきっかけを話すときには突然こみあげてしまって、先生には泣いちゃったのバレバレでしょうが、ぐっとこらえましたよ!今回受診して気が付いたことがあります。性自認や行く先があいまいなままここまで来てしまったMtX?な僕ですが、なんて言うのかなぁ、あいまいなままここまで来たMtX?としてのプライドというか、そんな自分を大切に思っているというか(くやしけど、ここで泣いたら女の子になりたかった感が全開?)、そんなことをふんわり感じただけでも先生と話せてよかったと思いました。

 

フライングでホルモン剤を飲んでいる事も真っ向から否定ではなく、飲んでいる薬の副作用を見るための血液検査を提案してくださいました。「次の診察まで、一旦今の薬をやめれらますか」という時も、こちらの反応をよく見ていらして、無理そうなので、プレマリンの錠剤を出してくれました。お医者さんってすごい...

 

なので、先生の言うとおり、今夜からプレマリン0.625mgに変更します。