最近少ない余暇のなか宮城谷昌光にはまりつつあります。

吾輩、恥ずかしながら大学三年まで漫画読んでばかりで活字を知らず、
初めて活字にのめりこんだのは町の書店で何気なく手に取った司馬遼太郎の文庫本でした。

街道をゆく、か、坂の上の雲、だったかと思います。

以来、脇目もふらず司馬遼太郎ばかり読み耽り、他は陳瞬臣の作品に興奮したくらいであります。

まあそれも司馬遼太郎つながり。

あて海音寺潮五郎はさすがに司馬遼太郎を見出だした人物だけあって楽しく読めました。

ここに来て宮城谷昌光。

やはり司馬遼太郎つながりです。
彼が最後の対談者と知りました。
俄然興味が湧き、読みはじめたところです。

中国独特の字、忌名、号など名前と登場人物を整合させながら読むのには苦労しそうですが、
春秋戦国を舞台に古代中国の世界を想像し、興奮いたします。