夫がいない夜


こんなこと
結婚してから初めてかもしれません


入院した日
1人の夜の初日は
はっきりって寝られませんでした

夫がいないから寂しい
とかではなく
1人の時間が大事すぎて

いつもの夜は
夫は私にべったりくっつくので
好きなテレビも見れないし
本を読んだりもできない
したいことがあっても、できなくて

ストレスフルな夜だったけど

いなくなったらいなくなったで
したいことだらけの夜は
もったいなくて
なかなか眠れませんでした







夫の病気は

脳に腫瘍ができたことです


脳内ではなく

髄膜にできた腫瘍は

直径約3センチの球体でした


一年に約3ミリ育つそうで

逆算すると10年前にできたことになります


症状が出始めるのが

3センチくらいからなので

その通りの症状です


夫の腫瘍は

脳外からでも

手や顔の神経を司る場所を圧迫していて

腫瘍の位置と反対側の身体に支障が出ます


そう考えればひらめき電球

と、いった出来事が

数年前からあったような気がします


その時に脳ドックでも受けていたら

小さなうちに見つかり

放射線治療して済んだのかもしれません


直径3センチを境に

放射線治療の方が有効な場合と

摘出した方が良い場合に分かれるそうです


先生に

即摘出手術を勧められましたが

放射線で小さくされる方もいるそうです


しかし

夫は


放射線治療をしたら

「お前とエッチができなくなる」

⤵️⤵️⤵️


といった思い込みがあるので

「スッキリ取ってください」

と二つ返事でお願いしていましたダッシュ




にしても

術後あんなに痛むとは

想像していなかったんやろな


あんなに辛そうな夫を見たことがなかったので

かわいそうでした泣


「一生病気せんと思っていたのに」

「痛い」

「寒い」


て嘆いていたけど

仕事や家から離れて

ゆっくりしたのは

長い人生で初めて違うかな


辛そうやけど

顔色が良いので安心しました







ちょっとグロテスクなので

画像は隠しますが


この病院では

手術の様子をライブで院内のモニターに流しています

(家族が承諾したら)


家族も他の方も

その様子を見ることができます


私と娘で

約1時間

腫瘍摘出する様子を見守りました


まさに神の手✨


細かく丁寧に腫瘍を取り除いてくれる技は神の手のように思えました✨


手術をしてくださった先生は

40代位かな

術後に説明を受けるのですが

以前にお会いした先生と

顔色が違って驚きました


目の周りも、

真っ黒なクマで覆われて叫び


いかに過酷な手術であったかを物語っていました


そりゃそうですよ

1時間余りも顕微鏡を覗いて

頭の中の腫瘍を

髄膜から丁寧に剥がしていく作業


目は酷使するし👀

肩も凝るやろし

外科医って凄い!!


命を削って

夫の悪い部分を取り去ってくださったお医者様には本当に感謝の気持ちですいっぱいです❤️




ありがとうございました愛飛び出すハート