父が
元の施設に戻ってきて
だいぶ落ち着いてきました
父はよく話すようになったんです
テレビも観ています
起き上がるのが辛いようで
いつもベッドに横になっていますが
私によく話しかけます
父がよく言うんです
「T子(妹)のことを許したってくれ」
私は、そのたびに
「なんも怒ってへんよ」
「許してるよ」
「安心してや」
と言います
それでも
「靴を履くのに2時間もかかるんや!」
と意味不明なことを言うので
「T子が遠くに住んでるから?」
ときいてみると
「そうや」
と言います
私なりに考えました
昔なら
親元を離れることは親不孝な行い
私にだけ負担をかけて悪い、
とでも思ったのでしょうか?
だから
妹を許してやってくれ
(たしかに新幹線で2時間くらい)
親ってのは
いくつになっても
親であって
子は子以上にはなれないもんなんですね!
自分もしんどいのに
子供の心配するなんて
ちょっとだけ
ジーンとしてしまいました
父は
【終末期】と言われています
残された日々を
いかに穏やかに過ごせるか
何ができるかと
主治医に尋ねてみました
「好きな食べ物をたべてもらう、
好きな音楽を聞かせてあげるとか」
と言われたので
父の好きな美空ひばりや
演歌のCDを探しに行ったのですが
近くのCDショップが
閉店していました
急いでブックオフに走りました
ギリ天童よしみさんと
たしか昔、実家にLPがあった
ペドロ&カプリシャス
を見つけました
あー懐かしいー
なんで言っていたら
歳がバレる
天童よしみさんのほうも
割といい曲入ってます
CDプレーヤーも買ったので
父の所へ持って行って
流してあげようと思います
CDショップ探して、
うろうろしているときに
お米屋さんを発見しました
普通にお米売ってるそうです
とりあえず10キロと
この
ロピアで買った10キロがあるので
当分お米は大丈夫そう
パパ
CD聴いてるかなー