思えば
母が亡くなった時から
疑問符は頭から離れなかった
部屋の浴室で
突然死した母
父が発見した時には
呼吸停止でどうしようもなかった
警察の方が
母は「大量の水を飲んでる」
と言っていたのに対し
そのあとに来た施設の主治医は
「水は飲んでいないので心不全としか言いようが無い」
と言った
私も夫も
その直前に警察の方の話を聞いたところだったので、少し驚いた
警察の方もすぐそばにいて
「」って顔をしたが
何も言わなかった
あとになって
死因が事故死であれば
何か施設にとって
不利益になるんだろうなと思った
そもそも
こんな高級な高齢者施設にいるのに
なんで風呂で孤独死せなあかんねん
だけどその時は
残された父の方が心配であったし
死んでしまった人は
もうどうしようもないとも思ったんです
今回の「胃ろう」
についてもそう
疑問符は拭えない
誤嚥するから
ご飯がどんどん軽くなる
噛まずに飲み込めるものばかりで
父はもともと早食いだから
余計に誤嚥するのではないか
お腹が空くと言うから
おやつを持って行っても
「部屋で1人で食べてはいけない」と
取り上げられる
「見守りの中で食事する」
と言っていたが
ただ食べてる父を遠目に見てるだけ
誤嚥する
吸引する
食べるのが怖くなる
食欲がなくなる
痩せる
栄養失調になる
だから「胃ろう」する
おかしくないですか
最初に「胃ろう」の話をしたのは
担当の看護師
次に提案してきたのは
言語聴覚士
ケアマネージャーにも
その事を言ってみたが
「どうされるかは家族の判断」
主治医にも
「言語聴覚士がそこまで言うとは思わなかったが、危機迫る状態である事はたしか」
と言われた
このことを
一部始終
老人病院で看護師をしている友だちにラインしたら
電話をくれて
「うちの病院では、誤嚥する高齢者には1人ずつ付いて食べさせるか、指導するよ」
「そんな状態の高齢者に、胃ろうは勧めない」
「施設変えたら?」
昨日見学した施設では
「誤嚥する高齢者に食べ方の訓練をして
90過ぎで普通食が食べられるまで回復しました」
「胃ろうは、よほどのケースじゃないと勧めない」
と施設長が仰ってました
やっぱり
こちらへ移ろうと思います