朝 迎えにいくと
少し早めに着いたのですが
父はすでに
スーツに着替えて待ってました
ところが
痩せてズボンがゆるゆるで
ベルトがなくてスマホの充電コードを
ベルトにしていた
(首吊り騒動があったためベルトを隠してくれていた)
そのベルトを探すのにあたふたして
前の辛気臭い部屋の
クローゼットの奥の奥から発掘され
無事に父の腰に装着
父もお楽しみの会食は
【梅の花】
父はこちらでビールを飲むのが
前々からの楽しみでありました
母にはずっと禁止されていたので
「ビール飲むで」
と張り切っておりました
父の挨拶から始まって
もちろんノンアルコールで献杯して
みんなでワイワイ盛り上がりました
それからお寺へ移動
灼熱のお墓参りを済ませて
お堂の方へ
父や祖父が
長年檀家総代を務めた寺で
立派な本堂に
母の写真や新しい位牌が祀られて
「今日でいよいよ仏様になるんやな」
と母が亡くなった衝撃の日から
目まぐるしく流れた日々が
懐かしく思い出されました
【傘餅】
こないだ
義母の時にお目見えした【傘餅】
今回は
何もかも全てお寺の方で準備してもらえたので
楽でしたー感謝
みんなそれぞれ
身体の気になる部分をいただいて
残りは持って帰りました
お寺でしばらく涼んで
お寺の皆さんも
幾度となく母と過ごした思い出を
語ってくださり
御詠歌の会やお寺の行事に
必ず参加していた母のこと
よーく覚えていてくれて
この突然の死を
大変残念がっておられました
四十九日とは不思議なもので
もう父も
泣くことはなく
母の死を受け入れ
今後の自分のことを話したり
家族や親戚に感謝の気持ちも
伝えてくれました♡
母が旅立つのに四十九日かかるように
父の心が癒えるのにも
それだけかかるという意味なのですね
ごくごく身内で執り行われた
母の満中陰法要は
とても温かい思い出となりました
それから
最後の力を振り絞って
父を隣の県の住まいまで送りました
いつもの空気で
変わらず迎えてくれた
母のいない部屋ではありますが
「今日は疲れたでしょ」
「ゆっくり休んでね」
「疲れたわ」
「ありがとう」
「また来てや」
と父が言ってくれました
暑いのによう頑張ったね
お疲れ様でした
、
それにしても
暑かった☀️
何はともあれ
無事に済んでよかった
おつかれさま
私