一体なにから書いたらいいのか
頭の中がいっぱいで

あまりにも突然で
思いもよらなくて

人の命とは
不意に終わる

目の前で
まさに
母の人生が終わりました













私の
たったひとりのママへ


パパのお世話
大変だったよね


手も足も腰も
ちゃんと動かないのに
不自由な身体で
痩せて痩せて


それでも愛するパパを
身体が大きくて
昔はカッコよくてモテモテだった
みんなに大事にされて
甘やかされて
とんでもないおじいさんになってしまった
パパを


誠心誠意
尽くして
面倒みてくれた
ママ


もうしなくていいよ


ゆっくりして


安らかに眠ってください





さよなら





またね







あなたの娘より