保育園での私の仕事は「保育補助」ということで担任の先生の補助をしていました。
担任の先生が子ども達を見て話をしている間にテーブルや椅子の用意をする、手洗いの様子を見て声をかける、トイレの手伝い、最後に残った子と一緒に移動する、食事の配膳をする、食事の後の片付けをする、食事中に布団を敷く、製作の準備をする、掃除をするなどなど…。
おー先生は子どもの個別の日誌を書くという仕事もありましたが、私はそこまでやることはなく。
ただひたすら先生方が保育をスムーズに回せるようにお手伝いをしていました。
実習でもやっていたことだし、やるべきことが分かっていて、掃除道具もどれを使えば分かれば難しいことはないという内容です。
実は私、実習も公立保育園で、さらに言えば別の公立保育園で夏休みにアルバイトもしたことがあったのでその辺りの動きなどは経験済みで、そこはほぼ問題なくやれていました。
問題になったのは、子ども達の顔と名前を覚えるということです。
顔と名前を覚えるのが苦手で、今現在勤めているところでも、特に保護者の顔と名前が一致していない人が多いってくらい覚えるのが苦手です。
多分、保護者の顔と名前を覚えるのが苦手なのは接する機会があまりない人は覚えられないってことなんだと思います。
毎日見る人でも覚えられないって人もいるくらいです。
今は子どもの名前と顔くらいならすぐに覚えられますが、当時は子どもの顔と名前を覚えるのに苦労しました。
こういうのも経験なんでしょうね。
当時の話に戻ります。
子どもからしても新しく急に現れた先生。しかも絶対に緊張していたと思われます。子ども達も警戒していたことでしょう。
でも子どもって色んな子がいるから、すぐに近寄ってくる子もいて。ガチガチの新人からするとそういう子どもって本当に救われます。
担任の先生からも「子どもと遊んであげて」と言われ、まずは遊べそうな子どもと遊びつつ、どうにか少しずつ顔と名前を覚えていきました。
それでも一日では覚えきれず。覚えていくのに数日間。大変苦労をしていました。
今は顔と名前が分からなかったら、近くの先生に聞いたり、「お名前は?」と子どもに聞いたりも出来るようになりましたが。
思い返せば当時はそういうことをしなかった気がします。
先ほども書きましたが、やっぱり経験なんでしょうね。
こういうことひとつとっても、新人には何も分からないこと。
経験が物を言うなと振り返って分かることがあるのだと改めて感じました。
つづく。