何年ぶりだろうか
大磯町の資料館へ出掛けた
子供の頃お世話になった方が
人間国宝になられたと知り
今月２日から、資料館にて作品がみられるとのことだった為
久しぶりに姉たちと父と共に出掛けた
大磯町の郷土資料館は、大磯城山公園内にある。
「大磯城山公園は、旧三井財閥別荘跡地と旧吉田茂邸跡地を整備した神奈川県立都市公園です。
旧三井別邸地区には、シイやカシ、ケヤキなどの木々が葉を広げる豊かな自然の中に、日本情緒あふれる茶室や大磯町郷土資料館などが点在し、また国道を隔てた旧吉田茂邸地区には、吉田茂が住まいした往時の邸宅を再建した建物と、モダニズムを加えた和風庭園の先駆けである庭園があります。(ホームページより)」
昔々の地図、買ってみた
あたし的には、かなり面白い
資料館内の掲示には、著名人の写真と共に壁一面に地図となっている
他、実際の祭りの映像を流していたり
町内いくつもある横穴式古墳群について(公園内にもある)や暮らしている動物たちなどの剥製、
中には2015年まで確認できていたウミガメの産卵のことなど展示されている
生まれ育った町、大磯
なんだか面白いのがたっくさんじゃないのよ！って、あらためて思う事がたくさんあった
展示の内容も以前と少し変わっていたし
あたし自身も、歳を重ねたことで目線が多分大きく変わっていたように思う
以前来たときには気にとめることのなかった植物
紅葉を楽しむには、少し早かったみたいね(^^)
けれど、立派な木々
どこまでも伸びていきそうな竹林
高台にある展望台からの眺めは
少し白っぽく霞んでいたけれど
これもいいなぁ～と、思えた
何より、今回の目的は
とても繊細で、素晴らしい作品だった
三人さんのうち、陶芸家の方の作品を拝見して
！！！！！
驚きだった
大磯の事業所で働いていた時に、お会いしたことのある方だった
その方の作品で、お茶を御馳走になったことを思い出した
磁器でしか出せない素晴らしく薄く口当たりのいい湯呑みで、お茶を御馳走になった
吸いつかれるようななんとも不思議な感触だったのを覚えている
そして、竹細工で今年人間国宝になられる方は、子供の頃とてもお世話になった方
懐かしい気持ちで今日ここへ訪れて
記帳をしていたらば
偶然、御本人様が現れた！！！
随分御無沙汰していたけれど、ちゃんとあたしのことも覚えていて下さった
少し腰の曲がったその方は
昔と変わらぬ穏やかな優しい空気をまとい、温かな笑顔のままだった
接している間中、ずっと温かな気持ちでいられた
展示されている作品の中に、あたしの母校でもある磯中のペン画があった
グランドから眺めた懐かしい旧校舎
姉ふたりと、部室は？用務員さんが！などなど昔々の記憶を辿った
母は、その方のことをとても応援していた
その方の素晴しい業績に、心からおめでとうございますをお伝えできて良かった
母が生きていたならば、きっと泣いて喜んだに違いない
どーーーか、これからも歩んでこられた道を歩み進めてくださったらなと願います
一途に、焦ることなく(^^)
資料館を後にし
姉たちと父と久しぶりに食事
他愛のない会話
「幸せなことだな」
と、ほんとに思った(θ‿θ)
おまけ
見たことのある椅子・・・
あっっ！！
小学校の校長室にあった椅子！！
なんと、伊藤博文さんのだと！！
あたし、この椅子何度も座ってた(^^)
懐かしいぃ〜