レコードプレイヤーは扱いがとても手間がかかるが、かつて(今から約40年前)音楽を聴く手段はレコードかカセットテープくらいしかありません。

当時はレコードを友人などから借りてカセットテープにダビングするか、FMをエアチェックすし、カセットデッキや車のカセットデッキで聴いていたものです。

レコードプレイヤーはシスコンのオーレックスのものから卒業し最初に買ったのはパイオニアのPL50Lでした。しばらくして、オーディオショップの勧めでデノン(当時はデンオン)のフォノモーターDP80とサエクの308LのロングアームをDK2300キャビネットに収めたものを7万円で購入しました。カートリッジはテクニカの150EGや33E、デノンのDL103LCⅡなどを使用していました。

その後、ツインアーム用のキャビネットだったのでオーディオクラフトのアームAC-3000MCを追加しました。

そのあとはカートリッジにオルトフォンのSPUGクラシックを購入しました。一番のお気に入りはこのカートリッジです。しなやかで聞き疲れしません。ほこりの針音が小さいことも気に入って、長らくメインとして使っています。

近年モーターが故障したので、ネットで同じキャビネット込みのDP80に交換しました。ついでにダストカバーもアクリル屋で作っていただきました。なかなかすばらしい出来です。

以上、プレイヤーの歴史でしたが、現在オーディオクラフトのカートリッジがテクニカの33Eで古く音も悪いので代わりのカートリッジを模索していますが、お金もないので、しばらくはこのままでいこうかなと思っています。

言い忘れましたがフォノイコラーザーのSOULNOTE E-1Sはすばらしくいい音です。また、フェーズメーションのトランスT500もいい音なのでフェーズメーションのカートリッジの組み合わせもいいなと思っています。

最近は、アマゾンミュージックやスポティファイなどのストリーミング音源を聞くことが9割でCDさえもあまり聞かなくなりましたが、手間がかかってこそ趣味かなとも思いますので、もう少しレコードを聴く機会を増やしたいなと思います。