先生

娘が友達からの紹介で塾講師をやるらしい



俺『教える事なんて できるんかよ？』



ﾐｭｰ『高一の数学だけだから なんとか』



俺『ふ～ん 生徒何人？』


ﾐｭｰ『二人だよ』



俺『まぁ その二人の成績が上がったらﾐｭｰもメチャ嬉しいと思うから頑張れよ』



ﾐｭｰ『塾の人も同じ事言ってた』



俺『先生って呼ばれるんかな？』



ﾐｭｰ『どーだろ？』



俺『別に偉くもないんだし 上からいくなよ』



ﾐｭｰ『うんわかった』


俺『人間関係 作ろうとして自分の趣味ばかり話すなよ』



ﾐｭｰ『わかった』



俺『自分の話しより 大切なのは聞き上手だから』



ﾐｭｰ『了解』



俺『下ネタは適度にしとけよ』



ﾐｭｰ『…言わないし』



俺『ﾐｭｰは俺より下品な下ネタ言う時あるから』



ﾐｭｰ『…ゴメン』



俺『まぁ 今 言った事 守れば それなりのキャバ嬢になれるから』



ﾐｭｰ『塾講師なんだけど』



俺『似たようなモンだって 生徒が喜べば指名も増えるだろ 頑張れよ』



って会話




久々に父親らしい立派な会話ができて 俺なりに満足できた



仕事頑張ろっ