19の夏~



当時 付き合っていた彼女は美容師になるために専門学校へ通っていた



都内某所にある その専門学校の正門、道を挟んでの真向かいに彼女は一人暮らしをしていた



かなり古い普通の一戸建ての二階の一室が彼女の部屋だった



カノジョ『学校の目の前だから玄関から入らないでねガーン



って事で



彼女の部屋へは二階のベランダからいつも侵入



裏手にある古い木造アパートの二階通路の柵からから彼女の部屋のベランダへ飛び移って会っていた



最初のうちは周りを警戒しかなり慎重な行動をしていた



そんな会い方をしていたから一時期 彼女の事をジュリエットと呼んでいた



ジュリエット『飛び移るの上手くなったねニコニコ



基本的に高所恐怖症の俺にとって この【飛び移り】は最初のうちは本当にビビっていた



【飛び移り】をジュリエットに褒めてもらえて心に余裕を持ち始めた頃の夏のある日…



いつものようにジュリエットと会うために 裏のボロアパートへ侵入する俺



二階通路から柵へ足をかけた時…



『テメー!! なにやってんだ!!プンプン



汚いダミ声のする方向(右下方向 ボロアパート入り口付近)を見ると ちょっと一般人ぽく無いヤツ



『ガンガンガンガン!!



ボロアパートの階段を駆け上がってくる音が聞こえる


俺に逃げ場は無い



鬼のような形相で俺の方へ向かってくるバカ



バカ『テメー!! ×○▽◆Ф☆★!!



バカは興奮して何か叫び続ける



こんな時の俺はなぜか昔か肝が据わる



俺の胸ぐらを掴み 叫び続けるバカ



バカのシャツの隙間から予想通りの【絵】が見える



何も喋らず睨み続ける俺に対し予想通り 殴りかかってきたバカ



別に修羅場経験があるワケでもないがバカが満足するまで殴られ続けられた俺



その時 俺にできた事・やるべき行動は このバカと一戦交える事ではない



ボロアパート隣にいるジュリエットの存在をこのバカに知られるワケにはいかない事だった



今 思い返してもその時の俺の判断は間違っていなかったと思う



その後 気を失ったワケではないが どーやってジュリエットの部屋に入ったかは覚えていない



ただジュリエットがいろいろ優しく手当てしてくれたし 下半身は元気だったからやる事はしっかりやったと思うニコニコ



で、



何の話しだよ!? って話しだよねガーン



その時に俺の前歯が折れましたガーン



一年位は欠けた歯のままだったかなぁガーン



で、



治療の歯医者へ行った時の話しなんだけど…



また 疲れて書くのが面倒になりましたガーン



続きは明日書くかなニコニコ



次回 歯③ 完結編は



例の『イーッにひひ』の横楕円形の穴の原因を書きますニコニコ


つか、



もう ちょっと頭の中で まとめてから書けよなガーン