優勝は 中川 誠一郎 選手

おめでとうございますプレゼントプレゼントプレゼント


新ルールで最初の特別覇者‼️




お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉お年玉




伝統の東西対抗が70回の節目を迎えた。岸和田競輪場を舞台に開催された
「第70回高松宮記念杯(GI)」は、6月16日に最終日が行われた。東日本5人、
西日本4人で争われた決勝は、唯一、地元地区の近畿から勝ち上がった脇本雄太が主導権。
脇本マークの中川誠一郎が、新田祐大のまくりに合わせて追い込みV。
優勝賞金2890万円(副賞含む)を獲得し、2月の全日本選抜に次いで今年2度目の
GI制覇を遂げた。


「現役のナショナルチームの2人はすごいですね(笑)」
ロンドン、リオデジャネイロでの五輪出場経験がある、元日本代表の中川誠一郎は、
優勝会見でこう言って笑みを浮かべる。来年の東京五輪を見据える日本の両エース、
脇本雄太、新田祐大に敬意を表した。近畿でただひとり決勝にコマを進めた脇本とは、
リオデジャネイロ五輪をともにした元チームメイト。中川は、その脇本マークを選択した。
「脇本君のおかげですね。脇本君の掛かりが良かったんで、僕も出られるか
どうか半々だった。小原(太樹)君も内にいるのがわかったけど、新田君のスピード的に
出るしかないと」
周回中、7番手にポジションを取った脇本が、赤板2コーナーからスピードに乗せて
主導権を握る。単騎の小原まで3車で出切って、逃げる脇本が抜群のダッシュで
4番手以下をちぎったが、また新田のまくりも驚異のスピード。最終3コーナーで前団を
射程圏に入れて迫りくる。現日本代表の2人を前後に見ながら、中川が直線で
目いっぱい踏み込む。
「(優勝を確信したのは)直線に入ってからですね。今回は体力的にも、技術的にも、
心の精神的にもしっかりかみ合ったなって感じがします。(調子が)上がっていくような
4日間だった。決勝に向かって、ピークが3日目、最終日にくるような形だったので
成功しました」
2月の全日本選抜で16年のダービーの初タイトル以来となるGIを奪取。年末の
「KEIRINグランプリ2019(GP)」の出場権を真っ先に獲得したが、その後は精彩を
欠くことも多かった。
「5月に走りすぎた。3場所も走って、そんなに走れる体力はないんだなという風に
気付いた。それでしっかり体力を回復させてきたんで、なんとかもちました。
ちょっと立て直すのに時間が掛かりましたね。ダービーも無理やり入れたんですけど、
空回りした」
4度のGIファイナルで3度の優勝。GIの舞台で無類の勝負強さを見せた中川だが、
これまでの2回は単騎でのもの。脇本の先行に乗った“おいしい”展開には
ジョーク交じりにこう言う。
「正直、(今年)2個目を獲れるとは思わなかった。初めて他力というか、先行の
番手で(最終)4コーナー回ってきた。なんというか恵まれたというか、そういう状態で
獲ったんですけど。(デビューから)20年近く自力で頑張ってきたので、たまには、
こういう勝ち方もバチは当たらないかなと思います(笑)。20年近く自力で頑張って
来たので、あと5年くらいは恵まれたい(笑)」
脇本のダッシュに付け切り、新田の追撃を退けた中川の脚力も現日本代表に引けを
取ることはない。不惑を迎えたものの、あと5年、自力でのGI制覇も可能だろう。

8番手に立ち遅れた新田祐大だったが、最終ホーム過ぎから踏み込んで準V。3度目の
高松宮記念杯制覇はならずも、力のあるところを見せた。
「結果的にジャンからホームのところで仕掛ければ良かった。タラレバですけど…。
最後は(中川)誠一郎さんとスピードが合ってしまった」

周回中から脇本ラインを追った単騎の小原太樹は、初のGIファイナルにも
舞い上がることなく冷静なコース取りで追い込んだ。
「僕も4番車だし、(位置を)選べる立場じゃない。それに初手がどうなるかも
わからなかった。ただ、付いていくのも問題なかったんで、調子は良かった。本当に
リラックスして走れた。自分みたいな選手がここ(GI決勝)に乗れるっていうのは夢が
ありますね」

脇本雄太は新田を後方に置く理想の展開で逃げる。しかしながら、直線の入り口では
いっぱいで5着に沈んだ。
「(周回中は)先行しやすい並びになった。中団にこだわるのは誰かって考えた時に、
清水君が4番手に入るのが良かった。そうすれば新田さんを8番手に置けるかと。
ここまで3日間が悪くて、自分でなにかを変えようって。先行する意欲は、
今日(最終日)が一番強かった」

レース経過
スタートで出た平原康多だったが、すぐには誘導員を追わない。これを見た清水裕友が
前に入って、清水-小倉竜二の中四国勢が前受け、3番手以降は平原-木暮安由-
新田祐大-渡邉一成-脇本雄太-中川誠一郎-小原太樹の並び。
動きのないまま赤板ホームを通過。前にいるラインは前との車間を切って脇本の
仕掛けに備えるが、脇本は構わず2コーナーから一気にカマして出る。誘導も退避し、
前受けの清水も合わせて踏み上げるがホームで4番手に入るのが精いっぱい。
むしろ脇本のスピードの前に思った以上に口が空いてしまう。8番手に置かれてしまった
新田は最終ホームからの巻き返し。グングン加速して2センターで中川の外まで迫って
きたが、中川が合わせて踏み込んで2月全日本選抜に続く自身3度目のGI制覇。
まくった新田は2着まで、終始脇本ラインを追った単騎の小原が3着に入った。









ではまた祭花火祭花火祭花火祭花火