優勝は 山岸 圭太 選手

おめでとうございます✨







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四日市競輪場で開催された今年2度目のナイターGIII「ベイサイドナイトドリーム」は
6月9日が最終日。9Rはガールズ「ベイサイドナイトクイーン」決勝、
12RにはS級決勝が行われた。「ベイサイドナイトクイーン」は児玉碧衣のカマシに続いた
小林莉子がゴール前で逆転。S級決勝は最終2コーナーで3番手に入った山岸佳太が
直線鋭く伸びて平成29年8月小田原以来、2度目となるGIII優勝を飾った。

「(初手)中団がラッキーだった」と山岸佳太は振り返る。後ろ攻めの岡本総が
まず動くと、打鐘で前に出た松本貴治の番手でイン粘り。隊列が短くなったところを
すかさず宮本隼輔がカマすと小岩が離れ、後ろには松本が。宮本のカマシに乗っていた
山岸は岡本をキメた阿竹智史の口が空いたところを逃さず3番手に入ると、
直線で外を突き抜けた。
「松本君は強いし、宮本君もバック目がけてカマすだろうと。僕もそこに参戦しても
良かったけど、タツオ(武藤龍生)が『狙いに行ってください。
2人でゴール勝負しましょう』と言ってくれたので。宮本君の踏み直しも良かったし
、松本君も伸びてた。でも昨日(準決勝)のコースで、あそこ(イエローライン付近)が
伸びるコースだとわかったので。(武藤と)2人で競輪祭。それが一番ですね」
徹底先行で売ってきたが、「先行だけなら106点までかな。若手も出てるし、悔しいけど
受け止めながら」と今は色々な組み立てを試している最中だ。
「(5月)岸和田では中団取りを試したり、函館では先行でどこまで持つかやってみた。
今回も色んなことを試して、次に生かせるようにと思って走ってた。ひとつ結果が
出たのは良かったです」
目指すのは「ハナを切って何でもできる」選手。若手機動型がそろったシリーズで
山岸の今後が垣間見えた。

宮本の番手に入ったときはGIII初優勝かと思われた松本貴治だったが、
山岸の強襲に屈した。
「優勝もできず、宮本との勝負にも負けて悔しい。(岡本のイン粘り)あそこまで
あからさまに来るとは思ってなかった。ああいう(番手にはまる)形は
今まで何度かあるけど、ああなると自分は車が出ない。そこは練習して
力を付けるしかないですね。(宮本と)次やるときはやり返せるようにしたい。
戦わないとわからないこともあるし、勉強になりました」

山岸とのワンツーはならなかった武藤龍生だが、粘る宮本をタイヤ差とらえて3着に。
開口一番、「やりました!」と競輪祭の出場権獲得に笑顔を見せた
「ゴチャゴチャしてたんでわからなかったけど、自分は山岸さんを信頼して
付いていきました。(初手で)中団を取れたのがデカかったし、脚を使わずに
いいとこ回れたんで。自分というより山岸さんの優勝がうれしい。
これで祭り(競輪祭)ですね。決勝に乗ったら3(着)までに入りたかったので、
入れてうれしい」

打鐘からすかさず踏み上げて主導権を握った宮本隼輔だったが、惜しくも4着で
確定板を逃した。
「後ろでガシャンって聞こえてラッキーがあるかなと思ったんですけどね。しっかり自分の
レースができたんで良かったです。最後も必死に頑張りました」

岡本との争いには勝った阿竹智史だが、山岸に前に入られ6着に敗れた。
「粘りはあるなって周回中の並びで思った。押さえるタイミングをずらすとか、
もっと走り方はありましたね。(岡本をキメるのに)内に下りたときに、そのままの勢いで
山岸に下りられた。今回は運がなかったということで…」

岡本総は「(イン粘りは)狙ってなかったけど、初手が後ろになって、しまった!って
感じでした。押さえに行ったら宮本に踏まされてキツかったし、
3車出させたらないなと思った」とイン粘りに至った経緯を説明した。

レース経過
宮本隼輔が前受け。宮本-小岩大介、山岸佳太-武藤龍生、松本貴治-阿竹智史-北村信明、
岡本総-柴崎俊光で周回を重ねる。
青板3角から岡本が動く。赤板で岡本は誘導を切って前に出る。宮本も合わせて踏んで
突っ張りかけるが、出られず車を引く。すかさず松本が仕掛けて、打鐘で岡本を叩いて
主導権。これに対して岡本は引かずに番手で粘る。松本の後位が徳島コンビと中部勢で
併走となる中、3角から宮本が一気にカマす。ホーム前に宮本が先頭に立つも、小岩は離れて
松本が追う形に。小岩を交わしてダッシュした山岸が3番手に追い上げ。そのまま自力3人が
並ぶ形でバックを過ぎ直線へ。粘る宮本後位から松本が抜け出すが、その外を山岸が強襲。
松本が2着で、3着には写真判定の末、宮本をタイヤ差で交わしていた武藤が入る。










ではまた祭花火祭花火祭花火祭花火