
優勝は 村上 義弘 選手‼️
おめでとうございます✨
























宇都宮競輪場で開催された開設70周年記念「宇都宮ワンダーラン
5月19日に最終日が行われた。4車で結束した南関ライン、地元
決勝を制したのは、単騎の村上義弘。同じく単騎だった浅井康太の
直線で抜け出し通算35回目のGIII優勝を飾った。また、6レ
高久保雄介の先行を利した北野武史が番手から追い込んで勝利を収
「底は脱したかと」
稲垣裕之とタッグを組んだ2日目の二次予選Aで"上向く"手応え
昨年10月の松戸以来の優勝を遂げた。
「年齢も年齢ですし、(昨年の)グランプリも悔しい結果に終わっ
なトレーニングをして疲労が蓄積しているところに、(2月末の玉
折した。怪我を治すエネルギーが体に枯渇していた。練習しても悪
体力的にこのあたりがいっぱいなのかって思ったこともあった」
怪我から復帰後の4場所で挙げた勝ち星はわずかに3つ。なかなか
コンディションに一番もどかしい思いをしたのは、誰よりも村上自
ファンの声援が村上を支えた。
「ファンの方の声援で腐らずに競輪に向き合ってこれたことが、こ
明確ではないながらも感触をつかんで迎えた決勝。単騎だったが、
迷いはなかった。
「このタイミングじゃなきゃ、浅井(康太)も菅田(壱道)も行っ
なるとかぶってしまうんで、自分で動こうと思っていた。踏もうと
浅井の車の音がした」
渡邉雄太の主導権。4車で結束した南関ライン分断を地元コンビが
凝縮される。浅井、菅田と単騎の3人の中では1番前にポジショニ
最終2コーナー手前からまくった浅井にスイッチして追いかけた。
「展開に恵まれた感がある。でも、自分で(仕掛けて)行くってい
展開を呼び込んだんだと。タテで勝負しようという気持ちが、流れ
村上後位には菅田が迫り、直線の入り口では単騎の3人の勝負。浅
外から詰め寄る菅田を退けた。
「日本選手権の直後も熱が出たりしたけど、それでも練習を続けた
つながると。泥臭くても、正面からやるしかない。本当に次がある
次に向けて頑張るしかない。悔いのないように」
S級S班に返り咲いて初の優勝。時代は令和に改元されても、村上
ことはない。
周回中から村上の後ろにいた菅田壱道だったが、浮いた小埜正義が
2コーナーで外を回されるロスが響いた。車間が空きながら村上を
「小埜さんが外をやめてくれたら良かったけど。あれで村上さんに
格になると思った。俺も自分で仕掛けようとした時にバックに入れ
あったんですけど…」
9番手でじっと我慢の浅井康太は、単騎のリスクを恐れずにまくり
「先に仕掛けて先頭に立って勝負しようと。あそこは勝負どころと
しっかり仕掛けられたんで、行かないで2、3着よりも、行って2
ながる」
主導権を握った渡邉雄太だったが、後続の競りもあって浅井のまく
ずに7着に沈んだ。
「出るところは、全開で行った。でも、(後ろが競りになって)考
浅井さんが踏んだのが見えたんで、(最終)バック目がけて全開だ
レース経過
小埜正義も前取りに動いたが車番を生かして長島大介が正攻法。単
続いて、周回は長島-神山拓弥-村上義弘-菅田壱道-渡邉雄太-
勝瀬卓也-浅井康太の並び。
赤板前から踏み込んだ渡邉が先行態勢に入るが、長島が番手に飛び
出る。飛び付かれた渡邉はやむなくペースに入れると、最終1コー
番手の争いは長引いたが、3番手はホーム過ぎに小埜をさばいた神
単騎の3選手は7番手以降で脚をためていたが、1センターから最
アクションを起こす。渡邉後位を取り切っていた長島の横を通過す
渡邉をも飲み込んでしまう。この動きにバック手前でスイッチして
浅井を逆転。今年初優出で昨年10月松戸(千葉記念)以来となる
真後ろからの浅井の仕掛けに反応が遅れた菅田は離れながらも前2
追撃及ばず2着まで。
ではまた














