優勝は 中川 誠一郎 選手‼️

おめでとうございます🎁✨




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19年のGIは九州から。別府競輪場で開催された今年最初のGI「第34回読売新聞社杯・
全日本選抜競輪(GI)」は、2月11日に最終日が行われた。弟子の吉澤純平とタッグを組んだ
S級S班の武田豊樹に佐藤慎太郎が付けた東日本勢、3車で結束した中四国勢にラインが
できた決勝は、単騎の中川誠一郎が逃げ切りV。優勝賞金2990万円(副賞含む)を獲得し、
年末の「KEIRINグランプリ2019(GP)」の出場権を誰よりも先に手に入れた。


メキメキと頭角を現してきた山崎賢人、昨年グランプリ争いを繰り広げた
山田英明をはじめ、地元地区のGIに戦力を整えてきた九州勢だったが、準決を前に
中川誠一郎を残して九州勢は全員が敗退。中川だけがサバイバルシリーズを勝ち抜き、
ただひとり決勝に進んだ。
「ちょっと考えたんですけど、自分でやろうかなと思います」
前日の決勝共同インタビューでは、例によって笑みを浮かべながら自力を宣言。迷いを
断ち切って持ち前のパワーを爆発させた中川に、ラインは必要なかった。
「関東勢がどうにかしてでも主導権を取りそうな感じがしたんで、そこから
追走しました。もっと吉澤(純平)君が誰にも主導権を渡さないっていうのかと思った。
そしたら思いのほか、ペースに入れた。ちょうど(和田)真久留と併走になったんで、
そこで(仕掛ける)腹をくくりました」
打鐘で出た吉澤ラインを追った中川は、イン切りから下げた和田と4番手を併走。
位置取り勝負との選択に迫られたが、単騎でも強気に前団に襲い掛かった。
「準決で1周行ってたので、それよりは落ち着いて(最終)4コーナーを回って
こられました。ただ、ゴール後も(佐藤)慎太郎さんに抜かれたのかわからなかった。
オーロラビジョンで確認するまでは、どっちだったのかなって感じでしたね。1周回って
スロー(VTR)を見た時に(自分が)残ってたので、ちょっと遅れてガッツポーズしました」
常識を覆す“ひとり旅”で逃走劇を完結。鮮烈なインパクトを残して、
16年のダービー以来、2度目のGI制覇をまたも単騎で飾った。
「そう(GIは2度獲って一人前と)言われたので、これで一人前になれたんだと思います。
すさんでいたというか、やる気がなくなっていた時期もあったんですけど。
1年ぐらい前からですかね、もう競輪人生も長くないと思うので、もう1回やってみようと。
(昨年の)2月ぐらいから(本格的にトレーニングを)始めた。1年ぐらいかけてやっと
獲ることができた」
昨年の4月に一度は追い込み宣言をしたものの、生まれ持った才能が自力を
捨てることを許さなかった。単騎での逃げ切りでタイトル奪取が何よりの証だ。
「やっぱり、そこ(熊本競輪場)を走ってこそ復興と言い続けているので、
そこを走るまではなんとか上で、維持して頑張りたい」
21年の末に400バンクに生まれ変わっての再開が、見込まれている熊本のホームバンク。
それまでは…。6月に不惑を迎える中川には、すでに自力の迷いはないだろう。

茨城コンビの後ろから中を割った佐藤慎太郎だが、粘る中川まではとらえることが
できなかった。
「バランスを崩したというより、吉澤がまだ空けてなかったから、空くまで待って
その間だった。だからタイミングがちょっと遅れましたね。当たって空けたら失格。
空くまで待たなきゃいけないんで、しょうがない。悔しいけど、(GIで)優勝することは
できるって、手応えは感じてます」

単騎でカマした中川を抜ければ優勝だった吉澤純平だったが、もはやその力は
残っていなかった。
「中川さんの力が一枚も二枚も上だった。(最終)バックでケツを上げて、なんとか
追っかけたけど全然でした。まったく余裕がなかった。(GIの)決勝でいいレースが
できてなかったので、自分の形を作っていきたかった。やることはやったけど、
力負けですね」

吉澤マークから直線で外を踏んだ武田豊樹は、香川雄介との接触もあって
伸び切れなかった。
「吉澤も(最終)ホームで流しているわけじゃなく、ちゃんと踏んでいる。ただ、
中川君の脚力が、2段階も3段階も上をいっている。(吉澤と)2人でまともなレースが
できたし、慎太郎君もラインに参加してくれたけど、甘くなかった

松浦悠士にとって、中川の単騎ガマシはまったくの想定外。6番手からのまくりは、
前が遠かった。
「前だと単騎の選手が先に来て、そのあと吉澤さんが来る。自分でレースを
動かさないとって思ってました。4番手併走を期待してたけど、カマシは想定外でしたね。
今回はなにもできてない。今度はなにかできるようにしっかり準備したい」


レース経過
号砲で武田豊樹が勢いよく出て、目標の吉澤純平を迎え入れる。初手の並びは
吉澤-武田-佐藤慎太郎、中川誠一郎、松浦悠士-香川雄介-小倉竜二、和田真久留、
吉田敏洋の順で落ち着く。
青板周回の2センターから上昇した松浦は赤板で誘導員の後位に収まる。松浦と
ほぼ同時に最後方から踏み上げた単騎の吉田は1コーナーで誘導員を下ろして前に出る。
単騎の和田が2コーナーから踏み上げると、これを追う形から吉澤が仕掛けて打鐘で
先頭に立つ。吉澤ラインを追いかけた中川は和田との4番手外併走を嫌って、4コーナーから
カマシを打つ。吉澤も合わせて踏み込むが、中川が1コーナーで出切って快調に飛ばす。
車間の空いた2番手で吉澤が前を懸命に追いかける。6番手となった松浦は2コーナー過ぎから
まくり上げるが、車は思うように進まない。最後まで力強く踏み切った中川が逃げ切りで
2度目のGI制覇を果たした。関東コンビ追走から最終2センターで内を突いた佐藤が直線で
中川と吉澤の中を割って2着に。中川を追いかけた吉澤は3着。







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