優勝は 山賀 雅仁 選手


おめでとうございます✨




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青森競輪開設68周年みちのく記念競輪「善知鳥杯争奪戦(GIII)」は9月30日に最終日を迎えた。
決勝戦は吉田拓矢を出させず渡邉雄太が主導権を握ると、ライン3番手から山賀雅仁が鋭く伸びて優勝。
2012年12月広島以来、3度目の記念優勝を飾った。
なお6Rに行われたS級ブロックセブンは金子幸央のまくりに乗った伏見俊昭が制した。

ラインの結束力が生んだ優勝だ。赤板前から誘導員を下ろして渡邉雄太が主導権を握ると、
番手の渡邉晴智は吉田拓矢をブロック。吉田が最終4コーナーで力尽きると、南関ライン3番手を回った
山賀雅仁が直線で外を突き抜けた。
「余裕はないですよ。ジャンのところの踏み出しが強烈だったし、自分もちょっと口が空いたんで。
でも迷惑はかけられないと思ってついて行きました。最後はガムシャラに踏んだだけ。
雄太と晴智さんの走りがあるから、こういう形で優勝できた」
山賀にとって今回は印象に残る優勝だ。共同通信社杯のあとに静岡へ2泊3日で出げいこに行き、
渡邉晴智、雄太らと練習をともにした。そのメンバーとこうして記念決勝の舞台で連係できたのだ。
「決勝で連係できてうれしかった。決勝メンバーが決まったときに自然に3番手と思えたし、
合宿直後に記念を獲らせてもらった。優勝は色々してるけど、この優勝はうれしいですね」
ラインの力で勝ち取った優勝。それだけにレース後、山賀は「これからは走り方を勉強していかないと」と
今後の課題を繰り返し口にした。
「自分が恩返しできないのは良くないと思うんで。一戦一戦、大事に走って。ラインが生きるように。
そして僕が迷惑をかけないように」
南関勢の一員としてさらに走りに磨きをかける。

中団を確保した守澤太志だったが、踏み場ができたのは最終4コーナーから。中割り鋭く伸びたが
2着が精いっぱいだった。
「まくれる感じだったし、外を踏みたかったけど踏むとこがなかった。吉田が外にいたし、
2コーナーで全部しゃくっとけばよかったですね。山賀さんが外を踏んだんで勝つためには
内しかないと思ったけど、(コースがかぶって)大槻(寛徳)さんに申し訳なかった」

吉田を出させずレースを支配した渡辺雄太が3着に粘った。
「南関で決まるように走ったんで、優勝が山賀さんで良かった。2分戦だったんで、吉田君だけ意識して。
1回切っとけば何とかなるかなと思ってた。寬仁親王牌の前にとりあえず(いい内容で)走れてよかった」

絶好の番手回りだった渡邉晴智にとっては悔しすぎる結果となった
「あれで獲れないんじゃ終わりです。雄太はチャンスのある形にしてくれたけど、僕の弱さが目立っただけ。
でも南関の優勝で良かった」

先行争いに敗れた吉田拓矢はシンガリ負け。「前は取りたくなかったけど、行く場所は決めてたんで
行けない自分が弱い。一本棒で見られながらだったんで厳しかった」とレースを振り返った。


レース経過
号砲が鳴り、見合ったスタートから吉田拓矢が前に出る。岡光良が吉田に続き、中団は
守澤太志-大槻寛徳-齋藤登志信の北勢、渡邉雄太-渡邉晴智-山賀雅仁の南関勢が後ろ攻めで、
単騎の月森亮輔が最後方に構える。
青板から月森が上昇し6番手に入る。7番手に下げた渡邉雄は、2センターから動いて、
赤板手前で誘導を降ろして先頭に。8番手まで下げた吉田は2コーナーから反撃に出る。
しかし、合わせて渡邉雄も踏み上げて最終回へ。
ジワジワと前団に迫る吉田を、渡邉雄はきっちり合わせ切って、バック線を通過。4番手から吉田を追って、
まくり上げた月森も不発。逃げる渡邉雄が先頭で4コーナーを回ると、ライン3番手の山賀が、
直線で一気に外を伸びて突き抜けた。
2センターで外の吉田を飛ばし、渡邉晴と山賀の間を突いた守澤が2着。逃げた渡邉雄が3着に粘り、
渡邉晴は伸びを欠いて4着。







ではまた花火祭花火祭花火祭